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桂三輝 100年ぶりの外国人噺家/そのルーツは南欧スロヴェニアから

  • 9月 14, 2019
  • 10月 11, 2019
  • 雑記
 

ACジャパンのCMで金髪の落語家がひときわ目を引きます。

流ちょうな日本語で観客を笑わせているのはいったい誰なんでしょうか?

 

彼は上方落語家、桂三輝さんです。

「三輝」は「サンシャイン」と読むそうです(笑)

角界でもそうですが、外国人に当て字を使うのはなかなか面白いですよね。

日本人だとキラキラネームになってしまうんですが…

この三輝さん、名前の通りキラキラと輝いている人だとわかりました。

 

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桂三輝 外国人噺家/そのルーツは南欧スロヴェニアから

100年ぶりの外国人落語家

桂三輝の本名はグレゴリー・ロビック( Gregory Robic )といい、国籍はカナダです。

もともとはトロント大学で作曲家や劇作家として活動していましたが、日本の伝統芸能に興味を持ち、1999年に来日しました。

2003年からアコーディオン漫談など芸能活動を開始。

このときの名前がカナダ亭恋文(かなだていらぶれたー)楽喜亭三陀(らっきーていさんだー) だそうです(笑)

もうこの時点でだいぶ笑えます。

天性のお笑い好きです、ぜったい。

 

2008年に当時の桂三枝(現・桂文枝)師匠に弟子入りし、三輝の名前をもらいました。

翌2009年に初舞台を経て、その後北米を筆頭にワールドツアーに繰り出しました。

5年間に五大陸15ヶ国を英語とフランス語の落語で制覇しているとのこと。

とんでもない記録ですね…

現在は活動の中心はロンドンのようですが、ニューヨーク、東京を拠点に文字通り世界規模で落語の輪を広げています。

スロヴェニア人100%のカナダ人

三輝さんは国籍こそカナダ人ですが、そのルーツはスロベニア人だと言えます。

彼のご両親は二人ともスロヴェニア出身で、カナダへ移住してきました。

母語の英語、第二外国語フランス語はもちろん、多大な尽力で修得したであろう日本語のほかに、スロヴェニア語の修得にも努力されたそうです。

並大抵の努力じゃないはず…

2013年に彼はカナダ文化大使に就任していますが、

2015年には日本スロヴェニア親善大使にも就任しています。

 

なんだか、不思議な気持ちになりませんか?

私なんかは純日本人なので自分のルーツを考えたことはありませんが、生まれ育った場所の国籍を持っていても、元の血筋が別の国なんてことは、移民の多い国ならではですよね。

日本でも在日外国人のお子さんはこれに該当しますが、自分が何者であるか?というアイデンティティを確立するのは簡単ではないはずです。

彼は大人になってからスロヴェニアを訪れたとき、自分の家に帰ってきたと実感したとも言っています。

三輝さんを形づくっているのは遺伝子に刻まれた天性の才と育った環境で得た智識、出会った日本文化への熱意なんですね。

カナダと、スロヴェニアと、日本。

そして5大陸。

笑いという手法で世界中の国々を繋いでしまう、大きな大きな力を持っている人です。

 

まとめ

三輝さんCM中で以下のように語っています。

「もう一目ぼれした! これ!このために生まれた! とすぐ惚れました 落語って海外でも通用する笑いだと思います  ニューヨークの伝説の劇場、ブロードウェイの劇場でロングランを残したいと思います」

“I fell in love at first sight it! “This is it!” I was born for this  I was immediately enthralled I believe that rakugo is a comic form that can work overseas, too I want to make rakugo have a long run at a legendary Broadway theater in New York.”

ACジャパンのCMより

三輝さんの経歴を見て、ぜひ観たい!と思うようになりました。

そのためにはもっと英語を勉強しなくてはね…

2019年はニューヨークの劇場での契約が進行中とか。

日本で観られないのが残念!

早く日本公演を~!!

 

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