日本でも海外でも、男女の歳の差婚カップルは数多くありますが、圧倒的に男性が年上のパターンが多いですよね。
それは、やっぱり男から見たら生物学的な理由?
女から見たら社会的なステータスや経済力が理由?
いや、“本当の愛” によって結ばれている?
どれも正解はわかりません。
でも、もし“真実の愛”によって結ばれているとしたら、どうして男性が年上パターンがこんなにも多いのでしょうか。
その逆が極端に少ないのは、やっぱり、
若い女性がモテる=女性には若さが大事
年上の男性がモテる=男性には社会的地位とお金が大事
ということが全く間違っているとは言い切れませんよね…。
本記事では一転、
「じゃあ同性カップルはどうなの?」
ということで、海外有名人で10歳以上の歳の差婚をしたカップルたちをピックアップしました。
若さとか、経済力とか、他人に自慢できるとか、そういった男女の歳の差婚ではおこりうる理由を一切無視して、
「ただ自分の心に正直に従った人たち」
には、ウソがないなと思います。
もちろん、ここに挙げる以外で同性カップル同士でもドロドロした関係や、裏切り、悲恋などたくさんあると思います。
“本当の愛”ってなんだろう、と迷ったあなたに贈る、いくつかの愛のカタチです。
エレン・デジェネレス(61)&ポーシャ・デ・ロッシ(46)
エレンはコメディアンや女優、声優なども務めるアメリカの超有名人です。
私たちの身近なところで言えば、ピクサー映画『ファインディングニモ』の青いお魚ドリーのキャストです。(吹き替えは 室井滋 さんでしたね)
アカデミー賞の司会を2度も務めためっちゃすごい人。
ポーシャは一世を風靡したアメリカドラマ、『アリー my Love』の弁護士ネル・ポーター役で有名です。
エレンとは再婚です。
二人のなれそめは、ポーシャの一目ぼれだったとのこと。
ホランド・テイラー(76)&サラ・ポールソン(44)
ホランドはアメリカの女優で40年のキャリアがあり、出演映画も多数あります。
現在も犯罪ドラマ『ミスターメルセデス』に出演中。
サラも同じく女優で、映画やテレビドラマに出演作が多いです。
二人の出会いは相当古いようですが、そのなれそめはツイッターのDMというから驚きです。
アラン・ボール(Alan Ball,57)
ピーター・マクディッシ
トム・フォード(58)& リチャード・バックリー(71)
自身の名を冠したファンデザイナーであり映画監督でもあるトム・フォードと、1972年に発表した『かもめのジョナサン』がロングセラーとなっているリチャード・バックリー。
きっかけは当時38歳だったリチャードへ、トム・フォードが一目ぼれしたこと。
一目ぼれって結構あるもんなんですね…
それが成就するって、マンガみたいなサクセスストーリー。
エルトン・ジョン(72)& デヴィッド・ファーニッシュ(57)
エルトン・ジョンは言わずと知れたイギリス音楽界の超大物で、なんとナイトの称号まで叙勲されています。
デヴィッドは映画監督で、2005年のイギリス映画『プライドと偏見』で有名です。
二人にはカリフォルニアの代理母が出産した息子がいて、しかもこの子の後見人がレディー・ガガというから驚き。
多様性のある社会がこれから広まっていくことを望みます。
ジョージ・タケイ(82)&ブラッド・アルトマン(65)
ジョージ・タケイは日系アメリカ人2世、スタートレックなど有名作品にも出演していて、芸歴は半世紀にも及びます。
そんな彼がゲイであることをカミングアウトしたのは2005年というから、割と最近ですね。
マネージャーのブラッドとは21年の交際を経てようやく結婚にたどり着けたとのこと。
二人の結婚はジョージが71歳のとき。
いくつになっても愛する人と法的に結ばれたいという気持ちは変わらないんですね。
ダスティン・ランス・ブラック(45)&トーマス・デーリー(25)
ダスティン・ランス・ブラックは2008年の映画『ミルク』でアカデミー脚本賞も受賞した脚本家であり、LGBTの活動家でもあります。
一方、トーマス・デーリーはロンドンとリオオリンピック高飛び込みの銅メダリスト。
なれそめは、トーマス・デーリーの一目ぼれ(三例目!)。
二人の間には2018年代理母出産で子供が生まれています。
アイリーン・デ・フリースト(61)&ジュリア・ゼルグ(24)
イギリス在住のアイリーン・デ・フリーストはBBCラジオの政治コーナーに出演もしており、ジュリア・ゼルグはアーティストです。
二人ともユーチューバーで、出会いはマッチングアプリでした。
なんとも現代的!
SNSが独りで生きようと決めていた人にパートナーと結婚できるチャンスを与えたんですね。
なかなかIT時代も悪くないのでは。
親子、いや祖母と孫ほど年の離れた二人ですが、イギリスでジュリアがプロポーズし、その後ブラジルでアイリーンがプロポーズし、新婚旅行はスペインというほんとに素敵なカップルです。
まとめ
同性婚がよくて異性婚がだめとか、そういうことを言いたいのではありません。
同性婚をした人でも離婚カップルはたくさんいるし、パートナーの若さ自慢や経済的に依存している人もいることでしょう。
ただ本記事で挙げたカップルたちは、間違いなく本当の愛に包まれて幸せに過ごしていることを感じてみてください。