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【ヘルシンキからタリンへ!】計画的なフェリー旅なら日帰りで十分!

フィンランドの首都ヘルシンキから、バルト海を渡ったエストニアの古都タリンまで、フェリーで行ってきました。

 

旅のお供【地球の歩き方 フィンランド】に、数ページちょこっと載っていたのを見て、

「これ、日帰りで行けるな?」

と計画した次第です。

 

【フィンランド編】にある他国の情報なので、正直なところ、情報量としてはかなり少なめです。

しっかりリサーチしたい人は【地球の歩き方 バルト三国】をおすすめします。

 

やなせ
二国間の移動にビザは必要なし
日帰りで十分楽しめるよ
パスポートの携帯を忘れないように!

 

時間にはじゅうぶん余裕を持って行動すること
EチケットのQRコードが2つあるか確認すること(なければ、行きの時点でスタッフに聞く)
Wi-Fiがつながるエリアを把握しておくこと(モバイルWi-Fiがあると安心)

 

ヘルシンキ港ターミナルT2からタリンへ

まず、フェリーは下記のサイトで購入しました。

【ダイレクトフェリーズ】

※こちらは以前、ギリシャのミコノス島→サントリーニ島へ移動したときにもお世話になったサイトです。

 

フェリーのタイプはいくつかありますが、私は片道2時間のTallink Silja(タリンク・シリヤ)を選択しました。

毎日運航しているし、便数も多いので、日帰りのプランが立てやすいからです。

 

価格は往復28€。

 

始発の7:30の便に乗るべく、宿泊先のホステルを6:00には出ました。

時差のおかげで、早朝に起きるのはまったく苦ではありません。

 

トラム地図

 

ターミナル駅はトラムの【LÄNSITERMINAALI 2】で、トラム7と6T(6も?)で行けます。

 

トラム時刻表

この時刻表、英語表記は見当たりません

が、まあ、なんとなくわかるかな~と思い、それらしき時間に停留所へ到着!(といってもホステルから徒歩2分)

 

6:14発の7番トラムをねらって、夜明け前の真っ暗な中、ひとりぽつねんと駅で待っていました。

 

しかし、トラムは来ません。

待てど暮らせど、トラムが来ない!

 

おかしい。(汗)

 

時間は刻々と過ぎていきます。

いやいや…時刻表によると10分に一本は来るはずなんだけど…

 

Wi-Fiもないので、いったんホステルに戻って、Wi-Fiつないで、現在地からの行き方を再検索。

調べると本来乗る予定だった7番トラムは来ず(なぜか不明)、同じ駅から出る9番トラムに乗れば、30分ほどで目的地近くまで行くことがわかりました。

 

現在の時間6:40…

ふたたび停留所にダッシュです。

(いや、やばいって、もう間に合わないって…)

 

半分以上あきらめかけたとき、運よくトラムが来ました!

 

Hattulavägen駅から6:43発の9番トラムに乗り、Uppropskontoret駅(Huutokonttori駅)で降ります。

 

このとき、時刻は7:15―――

出発時刻は7:30。

 

ここからはターミナルまでおよそ1㎞、ひたすらダッシュです。

 

あたりは真っ暗、はるか南の果てに、巨大なターミナルビルの淡い明かりが光っています。

息は真っ白ですが、寒さは全く感じないほどの猛ダッシュのおかげで、ぎりぎりかろうじてチェックインを済ませることができました。

 

ほんとに泣きそうになりましたよ。

しかしこのとき私はまだ、帰りにも猛ダッシュが待っていることを知らない…

 

フェリーターミナル ヘルシンキ

ターミナル内は近代的な造りでなんかかっこいい。

 

チケットのQRコードを読み取る自動改札機を通ります。

チャイニーズの小グループがうまくチェックインできずにスタッフともめていましたが、観光客はそれほど多くありませんでした。

フェリーでの過ごし方について

船内に入るとすぐに、手荷物の検査とパスポートのチェックがあります。

といっても係員のおじさんがササッと見る感じで、顔写真と本人をみっちり照らし合わせることはありませんでした。

一応、国外へ行くはずなんですけど、いいのかな。

 

船内マップは以下の通りです。

フェリー内 地図

思っていた以上に結構大きい

 

フェリーの各階はこのようになっていますが、過ごすのはほとんど7,8,9番のフロアで、パブやフードコート、スーパーマーケットやゲームセンターなどもあります。

 

フェリーから見た夜明け前の海

出航直後のデッキからの眺めは、もちろんまっくら。

 

 

フェリー内のゲームセンター

さすがに早朝から遊んでいる人はいない 。

 

 

船内

空いているので座りたい放題

 

フードコートはそれなりの賑わいでした。

フードコートもパブも、席の確保に困ることはありません。

 

走って走って喉がカラカラでしたが、船内で水を買おうとすると2.5€とか。

陸地のスーパーなら1€もしません。

なんだかすごくもったいなく感じたので、朝食もかねて、水分含有量が高そうなものをチョイスしました。

シュリンプサラダ

シュリンプサラダ、8€。

 

おいしかったもけど…後半ドレッシング足りなかった。

…お値段はやっぱり高い。

でも、ほかの食べ物はもっと高かったので、ガマンです。

 

ダイソンの乾燥機

トイレにて、日本ではあまり見かけないダイソンの乾燥機。

 

ダイソンのパワーは吸引力だけじゃない !(笑)

へ~、めずらしいなぁ、なんて軽い気持ちで手を突っ込んだら、その風圧は日本の比ではありませんでした。

強風、いや、突風のごとき圧で、しっかり意識していないと手を持っていかれます(いや、ほんと)

数瞬のあいだに速乾!(笑)

 

 

夜明け

夜が明けました

 

早朝のフェリーは人が少ないのでくつろぐにはもってこいです。

ただし、船内のショップやフードコートのお店も閉まっているところも多いので注意。

いよいよタリン港です!

タリン港ターミナルDからヘルシンキへ

タリン旧市街でのんびりたくさん楽しんだ後、さて帰る時間がやってまいりました。

 

小雨にぬれて寒かったけど、石畳の地面に街の明かりが反射してめっちゃきれいだったなぁ。

 

帰りは16:30のフェリーだったので、余裕をもって15:50にはターミナルDに戻りました。

このとき、すぐにチェックインするべきだったのです。

なのに私はなぜか、混雑する待合に座り、まったりと出発の案内を待っていました。

それは飛行機に例えると、早めに空港に到着したにもかかわらず、保安検査場にも入らず、空港の入口で搭乗時間が来るのを待っているようなものでした。

 

つまり、大バカヤロウです。

気づいた時には16:20―――

突然気づいた時の衝撃、脳天に稲妻が落ちたかのごとくでした。

 

わき目も降らず、上階へダッシュ、ハンディスキャナーを持った係のお姉さんと目が合うや否や、

『もうすぐ出発時間ですよ、急いで!』

と英語で言われ、

「わかってますわかってます」

とうなずきながら、往路でも使ったQRコードが乗っているチケットを取り出します。

(アレ…? これ、行きでも使ったやつだよな?)

一瞬嫌な予感がよぎります。

 

が、問答無用でそれを差し出し、お姉さんはピッとやりますが―――

『あら?これは行きのチケットですよ』

 

ウソでしょ!?(やっぱり?)

でも、Eメールを何度見ても、QRコードはこれしかないのです。

(往復のチケットを購入してある画面は出てきました)

 

お姉さんに言われるがまま、ものすごい勢いで1階のチケットカウンターへ戻ります。

つたない英語で受け付けのお兄さんに事情を説明、QRコードがないだけで、チケットは往復分メールで届いていることを見せながら。

 

お兄さんは悩ましげな顔をしていましたが、とりあえず出発までもう時間がないから、今回は特別ですよ!的なことを言って、パスポートだけ確認してから、フェリーに急いで乗るよう許可をくれました。

 

出航までもう5分切ってます―――

本来ならもう締め切られている時間です。

私のようなバカ者がいることは直ちに先ほどのお姉さんにも伝えられていたようで、泣きそうな顔でダッシュしてきた私に、さあ行きなさいと促してくれました。

 

フェリーまでが遠いこと遠いこと!

長~~~い連絡通路を、足がもつれそうになりながらも、血ヘドを吐きそうになりながらも全力で走りました。

船内の入り口には係員がいまかいまかと私を待っており、猛ダッシュで船内に飛び込んですぐ、ドアが閉められました。

 

あっぶね…!!(滝汗)

帰れないのは行けないよりヤバかった…

 

そして船内は、行きとは打って変わって人でごった返していました。

椅子にはすでに空席はなく、多くの人が床や窓のへりに座り込んでいました。

パブでは音楽の演奏もあり、ゲーセンはほとんどのゲーム機がフル稼働です。

フードコートはごみや食べ物、飲みこぼしが散乱していて、すごくきたない。

 

もう一度言います。

すごくきたない。

トイレも混んでいるので要注意です。

まとめ

 

やなせ

目的地への別ルートも確保しておく

ちゃんと往復分のQRコードがあるか確認する

海外用のモバイルWi-Fiもをっていると、緊急事態に対処法を探しやすい

 

 

タリンへの日帰りの旅は、自分のミスと、予期せぬ事態がゆえに、相当走るハメになってしまいました。

ネット環境がないと、緊急事態にはなかなか対応できないものですね…

なぜトラムが来なかったのか、なぜEチケットのQRコードは往路しかないのか、皆目見当がつきません。

わかる方がいらっしゃたらぜひ教えてください。

 

結果、係官の温情に助けられたことは、この旅での一番の思い出になりました。

フィンランドとエストニア、二国間の信頼関係があるからこそ許されたのかなと思うと、じんわりくるものがあります。

ヘルシンキからタリンへフェリーで行く方は、QRコードが往復分あるかチェックしてみてください。

それでは良い旅を!

 

早割はこちら!<エアトリ>

 

 

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