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女一人旅、人生初の海外旅行をロシアにした理由 

人生初の個人旅行をロシア・モスクワにした理由

私はちゃんと海外旅行をしたことがありません。

せいぜい幼少期に家族でハワイに連れていかれたくらい。そして現地の空港でゲロゲロした記憶があるくらい。

英語はむかしから得意でしたが、それも中学、高校で成績がよかったという程度。

10年前に受けたTOEICは430点でした。ま、平均以下くらい。

そんな私が初めての海外旅行、それも個人手配で行ったのはロシア・モスクワでした。

何もかも無知だらけの女一人旅です。

この記事では同じくロシア旅行に興味があって、パックツアーじゃなく個人で行こうと思っている人に役に立つはずです。

ちなみに、ロシアに興味があるあなたは、たぶんちょっと変わり者ですw
 
【行くならそりゃあロシアだろー!と決めた理由】
理由①ロシア語(キリル文字)へのあこがれ
理由②英語がしゃべれんのなら、英語をしゃべらん国に行こ
理由③日本人が行かなそうなマイナーなとこ
理由④ナポレオンのモスクワ侵攻の歴史が好きだった
一つでも当てはまったら、あなたもぜったいロシアへ行くべきです!!
では見ていきましょう!
 

モスクワにした理由①ロシア語へのあこがれ アニメ『攻殻機動隊』の主題歌を聴いて

じつは私、このアニメは何度かチラ見した程度なうえ、そもそも難解な内容なのでいまだにどんなストーリーなのかよく知りません。

このアニメのオープニングテーマ曲をロシア人のオリガという歌手が歌っていて、初めてそれを耳にしたときに鳥肌が立ったのを覚えています。

『Inner Universe』作曲・編曲:菅野よう子  歌:Ольга(オリガ)

(なんだこの歌は!?)

楽曲のすばらしさ、歌唱力の高さはもちろんですが、

「歌詞が何を言っているかわからない」

この言語は何だ?

英語じゃない。フランス語っぽくもない(よく知らないけど)。イタリア語とかドイツ語とか、なんかちがう!

何度聞いてもわからなくて、調べたらどうやらロシア語らしい。

(これがロシア語か…)

そうわかってからも、日本人になじみのないこの言語は、神秘的で美しくて形容しがたい響きがありました。

その後独学でロシア語の勉強も始めますが、英語しか知らない私にとってキリル文字は、これまた脳内ファンタジーに没入するような不思議な形をしていました。

キリル文字の大文字一覧(↓)

00Russian Alphabet 3.svg

By Krishnavedala投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Link

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

見たこともないようなカタチ!

キリル文字がファンタジックで魔法の言葉のような文字に見えたんです。

でも日本人もこれだけは知ってるキリル文字がありました(笑)

Σ(゚д゚lll)ガーン ←←←この д はロシア語の「デー」、英語の「D」でした。豆知識。

とにかく、私にとってロシア語は恋にも似たときめきを感じる言語だったんです。

 

モスクワにした理由②どうせ私、英語しゃべれんし。なら英語通じない国に行けばいいじゃん

英語コンプレックスでした。

英語嫌いじゃないんです。しゃべりたいのにしゃべれない典型的な日本人なんです。

英語しゃべれる日本人に対して、これ以上劣等感を感じたくないという超後ろ向きな理由です。

「フン!ロシアは英語通じないって調べたもんね!それなら英語ペラペラだろーがしゃべれなかろーが平等だもんね!」

というのがマジな理由です。

だからこそ最低限のロシア語は学ばねば———!

と必死に勉強して、ロシアンレストランでアルバイトも始めて…と。

おかげさまでキリル文字を読めるようにはなりました(意味は分からなくとも、音として読める)

むっずかしい文法はさておき、

「○○はどこですか」

「○○はありますか」

「すみません、もう一度お願いします」

「ゆっくり話してください」

「写真を撮ってもいいですか?」

など、想定される言葉は必死に覚えました。

ま、ゆっくり話してもらったって、わからないもんはわからないんですけど。

で、実際現地では、

「よっしゃーーー!英語通じねーー!(勝った!)」何に?

と同時に、

「ロシア語わかんねーーー!!」(泣)

ということで、コンプレックスは感じないものの、けっきょく珍道中を繰り広げることに。

 

モスクワにした理由③日本人が行かないようなマイナーなところが好きな変わり者だから

ここはやはり、ロシアという国を選択する時点で、

『メジャーどころには興味がない、ちょっと変わった人が行く国』

と考えていいのではないでしょうか。

女子旅で人気の旅先を調べると、東南アジアの絶景ビーチを筆頭に、フランス、イギリス、アメリカ、イタリアと、有名どころが続きます。

ロシアのイメージは、暗く、寒く、コワイ…

そりゃ、ふつう選択肢にはないでしょうな。

ためにし大手の旅行会社をざっと調べましたが、「女子に人気のおすすめツアー」にはどこにも入っていません。

しかしこれ、マイナーどころが好きな変わり者は、逆に「ムフフ」と思うはずです。

だからこそ行きたくなるんです!

ちなみにロシアの入国にはビザが必要なんですが、

「へえ、外国を旅行するにはビザが必要なんだぁ」

と普通に思ってました。

ところがイギリスに留学経験のある友人にちらっと話したら、めちゃくちゃ驚かれました。

「ビザがないと行けない国の方が珍しいんですけど!?」

Σ(゚д゚lll)ガーン

…知らんかった。

【ヘンリー&パートナーズ】という世界のパスポートの自由度(ビザなしで何か国行けるか)を調査している会社によると、日本のパスポートランクは1位!

すごいなー、それだけ日本国籍というのは世界的に信用度が高いということですよね。

でもロシアにはビザなしで入れぬと…。

ビザ取得はめんどくさいんですが、自分でも取れます。

ロシアにはまっていくほど、この“認められし者しか受け入れぬ”ビザというシステムを、

「こういう排他的なところもまた…♥」

と狂気じみて感じてしまうようになるわけです。

 

モスクワにした理由④1812年ナポレオンはモスクワ侵攻に成功したが奇策で敗れた、その地へ

このナポレオン戦争のあらすじをざっくり説明すると、こんなかんじ。

1812年にナポレオン率いるフランス軍(とその周辺諸国の同盟軍)は60万人の大群でロシアを制圧しにやってきた。

狙うはモスクワ! ところがどっこい、ロシアの将軍クトゥーゾフの策により、なぜかロシア軍はモスクワをナポレオンに明け渡す

ナポレオン喜ぶ。「はっはっは! 早く降伏しに来い、待っておるぞ」

やがてモスクワに火の手が上がる。

モスクワはほとんどが焼け野原になり、食料も燃え尽きてしまった。

ナポレオン、(あれ?ちょっとなんか…アレ? でもまあ、もう少し待てばロシアも降伏するだろ)

しかし待てど暮らせどロシアは降伏しない。

そうこうしているうちに、彼の想像をはるかに上回る恐ろしい冬が近づいてくる…

じつはクトゥーゾフ将軍はモスクワ市民をすべて避難させておき、ナポレオン軍が到着したあと市内に戦略的放火をしたのだ!

これにより食料やライフラインのすべてを失い、ロシアの厳しい冬の到来に勝てなかったナポレオン軍は撤退を余儀なくされた。

大寒波やロシア軍の追撃により、60万人いた連合軍のうち最終的にフランスへ生還できたのはナポレオンを含め5千人の兵だけだった。

これを機にナポレオンの没落が始まる———

撤退するナポレオンに襲い掛かったのはロシア軍だけではなく、恐ろしいほどの冬の寒さ。

-20℃ともいわれています。

あのナポレオンが大敗を喫したその舞台に行ってみたい!

200年前には焼け野原となってしまったモスクワで歴史を感じたい!

この戦争をテーマにした博物館『1812年 祖国戦争博物館』に行きたい!

これがサンクトペテルブルクでもウラジオストクでもなくて、モスクワでなければならない理由でした。

※ちなみに夢は「いつかモスクワでナポレオンと同じ-20℃を体感したい…♥」です。狂気じみている。

 

ロシア旅行にあたって準備しておきたい本【4選】

これなくしては始まらない、すべての個人旅行者のバイブル、必携のテキスト、『地球の歩き方 ロシア』です。

ページのいたるところ、細部にまで詳細な情報がみっちり載っていて、あらゆる移動手段から危険情報まで余すところなく網羅しています。

特にロシア旅行はガイドブックを探してもほとんど見かけないので、他の何もいらない、この本だけは絶対になくてはなりません。絶対です。

ツアーで行くような人は、『るるぶロシア モスクワ・サンクトペテルブルグ』で十分だと思います。

一人旅でショッピングやレストラン情報がもっと欲しい人は併用してもいいかも。

私は両方買いました。

くり返しますが、『地球の歩き方』は必携です!

 

イラストが多く、コラムや手書き風の紹介で、ロシア語のハードルをぐっと下げた旅行会話本。

必要と思われる言葉はほぼ網羅していますが、ときどき発音のフリガナに間違いがあるのが難点。

ただほんとに読みやすくできているのであって損はないです。

CDがないのでフリガナが頼り。

 

細かいシチュエーションに対応しているのがこちら。以前おつりのまちがいをされたときに、ここに乗っていたフレーズで事なきを得たことがありました。

見やすくて感じのいいイラストで二人が会話形式に話しているので使いどころをイメージしやすいです。

全部を覚えるのは無理。「これだけは言えるようになりたい」と決めたものを覚えるのがいいです。

まとめ

 

ロシア旅行にはこんな人が向いています。

ロシア語が好き。なんか美しい響きに感動する
キリル文字が好き。なんかファンタジックな気持ちになる
日本人が行かなそうなところが好き。
英語が通じなくてもかまわない。(どうせしゃべれないし!)
ロシアの歴史が好き。

個人旅行って当たり前ですけど、すべては自己責任。
けど、どこに行って何をしても自由、制限時間もない、気まぐれでも誰も怒らない。
だからこそやりとげると自信がつきます。
でも、自信と油断は別。
日本より平和の国の方が少ないので、それだけはしっかり念頭に置きましょう。
あなたの選択肢の一つがロシアになりますように。
それでは良い旅を!
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