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26歳で小売販売に疲れた私が31歳で医療業界に転職できた理由

「人と接することが好き」「対面するのはパソコンだけの事務職はイヤ」

そんな理由で新卒で小売販売業を選んだものの、ノルマがきつい、残業がきついと自分に限界を感じているあなた。

このままこの業界で続けるべきか迷っているあなた。

本記事では同じように、サービス業をする自分に疲れた私が、26歳で一度職をやめ、学校に通って資格を取り、31歳で医療の仕事に転職した流れを紹介します。

転職を考えているけど、自分のスキルに自信がない人

資格を取りたいけど、今の年齢で学校に通ったあと転職の需要があるか心配な人

ぜひ参考にしてください。

結論としては、社会人経験を積んだ医療系の新卒は需要があると断言できます。

根拠は、

『患者さんは若い子より落ち着きのある人を信頼する傾向にあるから』

『雇用主(病院側)は職場内の人間関係に大人の対応ができる人を求めているから』

です。

では解説していきます。

退職理由 小売販売で疲れるのはなぜ?

退職理由①閉店間際の来店に疲れた

 

 
う~
閉店間際にお客さんが入ってくるの、きついよ~
 
レストランと違ってラストオーダーですとか、
閉店の時間ですとか言えないもんね
そうなんです。
私はメガネのチェーン店に勤務していましたが、メガネってファッションと同じ感覚だから、ほしいものをサッと買って帰るというわけにはいかないんですね。
お客さんは自分に似合うフレームをじっくり選んで、決まったら視力検査をして、レンズの説明をして。
レンズも安いのから高いのがあるから、何がどう違うか、どれが最適か提示つつ、単価アップにも励むと…
全部の課程は30分じゃ終わりません。
閉店ぎりぎりにお客さんが来ると店を開け続けなくてはならず、結果的に売り上げにはつながらないことも。
「帰りたい時間に(定時)に帰れない」のはかなりストレスでした。
残業手当は30分単位でしかつかないので、手当がつくぎりぎりに返されるというブラックっぷり。
 

退職理由②誤解なのにお客さんに怒られるのに疲れた

 
あと、いわれもないことでお客さんに怒られるのにつかれた。
 
高いものを売りつけようとしてるって、
言いがかりをつけられたこともあったね
あるとき中学生の女の子がひとりで店へ。
以前ウチで買ったフレームが壊れてしまったらしく、同じものがほしかったらしい。
検索すると同じ品番の商品はあったけど、現在はジュニアセット価格から除外されていて、もう少し価格が上がることを話しました。
女の子はそのまま帰ったのですが、次の日、女の子と母親が来店。
母親はすごい剣幕で「子ども一人で来ているからって高いものを売りつけようとするな!」と叱られました。
当時24歳の私は ( ゚д゚)ポカーン です。
もう10年以上たっているのにいまだに覚えているくらいけっこうな衝撃でした。
やってらんねーなマジでと思いましたね。
 

退職理由③単価アップの努力に疲れた

 

 
ノルマはない!と言われて入社したけど、月の個人目標はある(そりゃね)
単価の高そうなお客さんと安そうなお客さんで、
取り合いになったり嫉妬したりにつかれた
 
センスある同僚はどんどんいいお客さんを取って、
単価アップも上手だったね
たぶん、本気で販売に力を入れたければ、このセンスある同僚からもっと学ぶべきだったんです。
これは今でもほんとに惜しいことをしたと思っています。
当時は安いプライドのせいで彼に対して嫉妬心もありました。そんな自分もいやになりました。
センスのある人は「お客さんが何を求めているか」がわかり、そのニーズに応えるのがうまいんだと思います。
私にはそれがわからず、単価アップの努力をすることに疲れ果ててしまいました。
 

転職先を医療業界にした理由

転職先が医療業界の理由①集客努力をしなくて済むから

来店したお客さんが買わずに帰ってしまったとき、どうしたら買ってもらえるか考えるようになります。

また、どうしたらお客さんが来てくれるようになるか、店づくりから考えなければいけません。

これは物販業なら当たり前のことです。

でも当時の私にはこの集客努力が苦痛になってきていました。

来ても買わないものは買わないんだと。

「買うつもりのない人に買ってもらえるようにするのが接客技術」

こんなふうに言われて、理屈はすごくわかるんですが、自分にはムリでした。

 

「あ~ 努力しなくてもお客さんが来る仕事がいい…」

 

いつしかそんなふうに考えるように。

 
ラクをしたかったわけじゃないんです。
私にとって労力を向ける先が集客じゃなかったんです
そこでピンと来たのが医療業界でした。
 
「病院ならお客さん(患者さん)が来ないことはないだろうし、不況でも倒産するなんてないんじゃないか」
 

転職先が医療業界の理由②資格を取れれば日本全国どこででも通用するから

もし今あなたが住んでいる場所でつらいことがあって、違うところに住みたい!となったとします。

まあ極端な例ですけど。

資格を持っていればどこでだって仕事ができるんです!

北海道から沖縄まで、日本中どこでも通用する資格です。

 

転職先が医療業界の理由③病院ならカレンダー通りの休みが取れるから

すべての病院じゃないですよ。

日曜もやっているところはあります。

でもほとんどの病院はカレンダー通りの休み。

サービス業では考えられないことです。

友達との休みが合うというのが一番うれしいボーナス。

 

どんな医療系の資格があるか調べる

次に考えたのは「どんな医療職があるか」です。
医療職=資格が必要⇒専門学校に通わなければならない
さすがに医者になる学もカネもないことはわかっていたので、私でもなれそうな職種は何か調べました。
見つけたのが【視能訓練士】という職種です。
【視能訓練士とは】
斜視や弱視の機能的訓練、眼科に関するあらゆる検査のエキスパート
理由はメガネ店で視力検査をしていたので、目の検査について興味があったこと。
もうひとつ、合格率が92%(当時)だったこと。
 
受験したらほぼ合格じゃん!!
うっひょーい!
次は学校選びです。
何年行くのか、学費はいくらか、現在の貯金額から計算して、いくら必要になるのか———
紆余曲折あり、昼間は掛け持ちのアルバイト、夜は学校で勉強。
資格取得時にはもう31歳になっていました。
これから就職活動です。
 
医療職の一覧はこちらのサイトがわかりやすいです。
 
※ちなみに残念ながら病院も倒産します。
2019年上半期(1月~6月)の医療機関(病院・診療所・歯科医院)の倒産(負債1000万円以上、法的整理)は23件となり、前年同期(2018年1月~6月=27件)比で4件減少(14.8%減)したものの、2000年以降の20年間で見ると4番目の高水準
引用:帝国データバンク
 

数年間も社会人を離脱していて31歳で就職できた理由

社会人を辞めて数年。遊んでいたわけじゃない、資格取得のために勉強していたんだ———
といっても新卒で就活するのが31歳ともなると、病院によっては年齢ではじかれてしまうこともありました。
とくに大学病院系は若手をどんどん入れていきたい方針のようなので全然ダメ。
筆記をクリアし面接までした大学病院を落とされた理由は「年齢制限」。(じゃあ筆記やる意味ねー!)
個人のクリニック系で探すと求人はけっこうあります。
年齢制限はあっても35歳くらいまで。
私はなるべくスキルアップしたかったので、手術も行っている大きいクリニックにねらいをつけ、採用されることになりました。
そして実際に勤務してから確信したことがあります。
それは、

1.患者さんの多くは中高年で、病院側(スタッフ)に安心感を求めていること

若くてフレッシュな新人が悪いわけではありません。

生き生きと働いていたら、患者さんもそんな若さのエネルギーでいい気分になれると思います。

ただ、患者さんはたあいのない雑談、困りごとの相談や愚痴をこぼしたり、スタッフの外見や所作を見て「この人は安心できる」と判断する傾向にあります。

社会人、特にサービス業を経験していると、お客さんと話すことに慣れているので、患者さんを不快にさせないあしらい方が上手です。

例えばこんなことです。

あるとき、ちょっと神経質で怒りっぽい人の検査をすることになりました。

先輩(といっても年下)は「あなたならこの人の検査をしても大丈夫かも」と、同期の大卒新人ではなく私に白羽の矢が立ちました。

案の定その患者さんはなかなか厄介な性格でしたが、私は社会人経験からのうまい対応でトラブルなく終わらせることができました。

 

 

何を言われても冷静に落ち着いた対応ができるのは
社会人経験があるから。

 

2.ギスギスした人間関係の職場でも、アタマひとつ年食った人だととオトナ対応ができること

雇用側が頭を悩ませている問題のひとつに、『人間関係』があります。

これは学生時代から聞かされていたのである程度覚悟はしていました。

また、当然ながら先輩は年下になります。これも想定内です。

いざ働いてみると、先輩による後輩の取り合い、独特な上下関係や仲の悪さ、裏の人間関係などけっこうドロドロした状況でした(笑)

そもそも応募条件に「大人の対応ができる人」があったので、この状況には笑えました。

私はだれの側にもつかず、だれの誘いにも乗らず、どちらにも同じだけの態度をし、つねに中立を心がけました。

こういう人間関係の対応は、社会人を経験しているからできることです。

病院側もこういう対応ができる人を求めているんです。

私は数年後べつの病院に転職しましたが、年を取っているから需要がないということは絶対にありません。

 

 
オトナ対応スキルは大卒の新人にはないんですから。
だてに年食ってるわけじゃないんです。

 

まとめ:年を取っているからこその需要がある

病院勤務になったおかげでカレンダー通りの休みが取れるようになりました。

閉院ぎりぎりに来る患者さんがいても、定時で帰れるようになりました。

重症例の手術を行っているクリニックなので緊急手術が休憩時間に入ることや、そのせいで定時に帰れないことはときどきあります。

でもそれで病気の人の治療になるなら少しくらい我慢できます。

同じ定時で帰れなくても、以前の小売店のように残業代も出ないし売り上げにもつながらないってことがないんです。

働いた分だけ誰かの助けになり、病院は収益を上げられ、それが自分にも返ってくる。

こんな働きやすいことはありません。

年齢のことよりも自分に合った働き方を選択したことに後悔はありません。

もしあなたがやりたいことがあるのに年齢を気にして迷っているなら、はっきりと言いたい。

社会人経験を積んだあなたなら、新卒でも医療業界には需要がありますよ。

※ちなみにクリニック⇒クリニックに転職した際はとらばーゆを利用しました

新規オープンも含め、医療系の求人が豊富です

⇒⇒とらばーゆ

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