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日本語教育能力検定試験に初挑戦 アルクの通信講座に自己投資

先日、日本語教育能力検定試験を受験してきました。

年に一度、10月下旬に実施されます。

以前からなんとなく興味があったんですが、受験しようと思い立ったのは4月でした。

合格率は約25%なので、4人に1人は合格する計算。

受講前から難しい難しいといわれていて、日本人が日本語を教えるのになにが難しいものかと高をくくっておりました。

あまり費用はかけたくなかったんですが、来年は留学でアイルランドにいる予定です。

受験のチャンスは一回しかないので思い切って通信講座を受講しました。

独学で市販のテキストのみ、数千円~数万円ほどで合格できたという猛者たちもいらっしゃるようで、素直にすごいです。

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日本語教育能力検定試験についてすこし

日本語教育能力検定試験は特に受験資格をもうけていません。

海外からは出願できない、というくらい。

なので、だれでも独自のやり方で受験できます。

以下の日本語教師になれる方法を4つ挙げました。

日本語教師として採用されるための4つの方法

  1. 大学で日本語教育を専攻し、大学院で日本語教育の論文を発表する(学費:数百万円)
  2. 文化庁の定めた養成講座で、420時間以上の講義を受ける(受講費:50~60万円)
  3. 通信講座や独学で日本語教育能力検定試験に合格する(受講費:10~15万円)
  4. ボランティアで地域の活動に参加する(無資格でもOK、ゼロ円)

②は考え方によってはラクですね。

授業を受けるだけで認定されるんですから。

しかも実務教育も含まれているので、より実践レベルに近い状態に持っていけます。

ネックは高額な費用と膨大な時間。

受講完了まで半年~1年はかかります。

 

私が選択したのは③

独学には自信がなく、養成講座を受けるだけのおカネも時間もかけたくなかったから。

いわば自分への投資です。

 

 
なお、養成講座420時間コースを受講した人=日本語教育能力検定試験合格者ではありません。

なので受講生が力試しをするために検定試験を受けることはあります。

 

アルクとヒューマンアカデミーはどっちがいい? 

通信講座は大きく分けて二社が競合している状態です。

それがアルクヒューマンアカデミーです。

私は迷ってアルクにしました。

アルクのウリが『合格率57.4%』だったから。

ちなみに今サイトを見てみたら最新情報で『合格率66.3%』になってました。

どういう統計をとっているのかがわかりにくいんですが、大手企業だしウソではないのかなと。

プランも合格パック料金が14万円ちょっと。

私は4月に受講申し込みしたのでまるまる定価でしたが、早ければ早いほど安くなるようです。

しかも万一不合格だったら10万円返金保証なんかがあるらしい。

しかしこれには条件があります。

1月下旬までに申し込まないとその対象にならないので、私は不合格でもなにも返ってきません。(なんてこと)

 

一方、ヒューマンアカデミーは赤本と呼ばれるテキスト『日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド』の評価がものすごくいいんです。

合格者たちがこぞってほめていた/使用していた教本がずらりとそろっているなら、自信を持って勉強をすすめられるんじゃないかと考えました。

アルクとPRの見せ方が違うのが、『初学者の就職決定率96.5%』というフレーズ。

これは合格した先のビジョンを受講者がイメージしやすいので、モチベーションを維持しながら勉強をすすめられるはずです。

ほんとにうまいキャッチコピーだと思います。

費用は13~16万円ほど。

プランによってついてくるテキストが違ったり、受講システムが違ったりします。

ものすごく評判のいい赤本『日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド』は絶対買おうと思いましたが、とりあえず合格率を前面に押し出したアルクを選びました。

赤本はのちにAmazonで購入。

 

アルクの日本語教育能力検定試験 通信講座を4月から受講 

アルクの講座を見ていただくとわかりますが、ずら~っとならんでいるカラフルなテキスト。

これが24冊あります。

はっきり言って、これは合格するための試験勉強対策本にはなりません。

日本語教師の何たるか、どのような知識が必要かを体系的に記してあるものです。

独学者は合格するためだけの勉強だと抜け落ちがちな『日本語教師としての意識、知識』を学ぶためのもの。

やさしい語り口調なので、まるで講義を受けているような感覚になるんですね。

もちろん日本語の理解が深まればこの後の勉強につながるので初めに読んでおくべき24冊です。

(が、二週はしません。時間がありません)

1冊ごとのページ数は均等ではないものの、1冊につき4つのユニット(4章立て)の構成になっています。

なので1日1ユニット以上読むと決めて毎日このノルマを実践してきました。

4月中旬から読み進め、読み切ったのは7月下旬。

予定通りです。

 

次に『合格するための問題集』なるものを広げ、間違いまくって打ちのめされ、解説を読んでマークして、また次の問題へ。

これを繰り返します。

問題集を解くと同時に、ヒューマンアカデミーの赤本『完全攻略ガイド』を併用し、こちらも一から読み進めていきます。

アルクの24冊を先に読んでいたおかげで、理解が深まること深まること!

セットでやっておいてよかったと思います。

 

苦手なのは「聴解」です。

CDを聞いて細かな音の違いを聞き分け、そのときの発声方法の間違いを指摘していく…

これが難しい。

もういやだ、やりたくないと聴解をあとまわしにし続け、それでもやらざるを得なくなったときにふと気づきました。

アルクの合格パックに、聴解講座のDVDが入っていることに。

『パワーアップ特講』という名で収録されている聴解の解説、これがもっのすごくわかりやすかったんです!!

これのためにアルクを受講してもいいくらい。

自分がわからない、苦手だと思っていた「調音点、調音法」の区別の仕方、息の通り道の状態なんかを、現実の先生がテレビの向こうで解説してくれるんです。

自分の目と耳だけで勉強するのは独学の限界なので、これは大変ありがたかった。

 

実際に試験問題を解いてみて

10月に入るとだいぶモチベーションが下がってきていて、あまり勉強に身が入りませんでした。

いろいろあって、「日本語教師になる私」というビジョンが薄らいできたからです。

とはいえ受験料含め15,6万円も自分に投資したので、受験しないという選択肢はない。

これで集大成だと思い試験を受けてきました。

全部で4時間にもわたる試験ですが、始まってしまえばあっという間です。

せっかく勉強してきたので、全力で挑みました。

第1部は基本的な問題が多く、第2部の聴解は問題集と同じような感じで出題、第3部は難易度が一気に上がった印象。

しかしどの部でも時間が足りないということはなかったです。

 

配点の高い記述式問題は第3部の一番最後の問題で出されます。

試験開始の合図が出たら、まず記述式問題の問題文を読んでおくといいと思います。

すぐに答えが出なくても、他の問題を解きながら同時に記述式の解答をなんとなく形づくることもできるので。

どのテキストでも「記述式問題に20分はとっておこう」とありましたが、正直20分じゃ足りないです。

私の場合、測ったら28分かかりました。

それでもマークシートの見直し時間が20分ほど残っていたので、時間が足りなくなることはありませんでした。

試験全体の印象としては、まったくわからなかったというわけではない、といったところ。

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受験勉強に必須のテキスト4選

受験するならぜったい持っていた方がいいテキストを紹介します。

いまにして思えば、この4冊があれば独学でも行けたんじゃないかという気がしてなりません。

 

『日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド』ヒューマンアカデミー著

アルクの24冊あるカラフルなテキストを一通り読んだ後に、総集編としてこちらを読むとものすごく理解が深まります。

ボリュームはありますがレイアウトがわかりやすく、非常に重要なことがわかりやすくまとまっています。

併用して後悔などまったくありません。

 

つづいてこちら。

以下はすべてアルクの合格パックに含まれているテキストです。

他にもいくつかありますが、ほとんど使わなかった(笑)

『日本語教育能力検定試験に合格するための用語集』アルク

手あかがつくほど毎日のように読んで、アンダーラインをひいた用語集。

「頻出」や「重要」など単語によって重要度が分かれているので、なにを優先すべきか頭の中で整理しやすくなります。

知りたいことがコンパクトにおさめられていて、しかも薄型で持ち運びやすい。

唯一の難点は、付属の赤シートで文章の赤文字が完全に消えないことかな。

まぁ、たいした問題じゃないです。それ以上に内容が濃い。

 

『日本語教育能力検定試験 合格するための問題集』アルク

私は過去問はいっさい買いませんでした。

問題集というもので勉強したのはこれのみ。

解説が詳しいです。

(過去)問題集を解くときは、正解よりも解説の方が重要です。

みっちり解説してあり、繰り返し解く(読む)ことで脳内に定着していくのがわかります。

 

『日本語教育能力検定試験に合格するための記述式問題40』アルク

配点が高いといわれる記述式問題のためのテキスト。

40もの課題が書かれてありますが、じつは一問も解いていません。

時間もモチベーションもなかったというのが事実ですが、解答例は一通り目を通しました。

「何が問われているか」を知る訓練になり、実際の試験でもこの考え方が非常に役に立ちました。

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