アルクで日本語教師になりたい人へ【日本語教育能力検定試験の通信講座レビュー】

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通信講座【】に申し込み、日本語教育能力検定試験を受験してみたのでレビューします。

結果は、合格点まであと15点足りなかったギリギリ不合格。(無念…!!)

200点満点なので、100点満点で換算したらあと7~8点足りなかったというところでしょうか。

どうして不合格だった理由としては、モチベーションが低下して勉強が続かなかったため

詳しく知りたい方、「絶対合格したい!!」という方は以下の記事をご覧ください。

けっこう大事なこと書いてます。

▶関連記事:日本語教育能力検定試験に不合格の理由『合格率の低さは問題じゃない』

確実に言えることは、

途中で勉強が続かなくなったのにもかかわらず、ここまで得点できたのはアルクの教材が良かったから

ということ。

裏を返せば、

アルクの通信講座で最後までちゃんと勉強できていたら確実に合格していた

とも言えますね。

本記事ではアルクの通信講座で日本語教師になりたい!と思っている方に向けて、メリットとデメリットを書いています。

私の不合格は私の勉強不足ゆえですが、アルクの通信講座はたいへん優れています

ぜひ本記事を参考にされてください。

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目次

日本語教師になるためにアルクの通信講座を選んだ理由

私が日本語教育能力検定試験をアルクの通信講座で受験しようと思ったのは以下の3つの理由からです。

アルクを選んだ3つの理由
  1. 独学じゃ無理そうだったから
  2. 合格率が高かったから
  3. 420時間養成講座より価格が安かったから

独学は無理そう

ネットで調べると独学で合格されている人は結構いらっしゃるんですよね。

ただし、ほとんどが

毎日4、5時間を数カ月みっちり

勉強されている。

あ、これは、私ムリだわ。

と思ったのが通信講座を受講してみようと思ったきっかけ。

決められた教材を学習の流れに沿ってこなしていくだけでいいので、楽だと思ったのです。

合格率が高い

アルクの売りが『合格率57.4%』(当時)でした。

ヤナ

ちなみに最新情報では『合格率66.3%』になってました!

4人に1人が不合格である、合格率約25%程度の日本語教育能力検定試験において、

合格率6割

はかなり高い数字です。

実際に受講してみて、

ちゃんと勉強が続いていたら、これは確かにイケる

と思いました。

同じく通信講座のでも日本語教師養成講座はありまして、じつは価格はユーキャンの方が安いんですよね。

しかし、

ユーキャンの公式サイトでは合格率が見つけられない(書いてない?)

のが気になり、ユーキャンはやめておきました。

420時間養成講座より安い

受講を終えるだけで正式な日本語教師を名乗れる420時間養成講座だと、40万円~80万円ほど費用がかかります。

日本語教師の資格が欲しくても、さすがにそれは出せませんでした…

ヤナ

もちろん420時間の講座に価値を感じる人は、どんどん自己投資していいと思うよ!

その点、アルクは約10万円~14万円ほどで済みます。

毎月のちょっとした節約やボーナス分を投資すればねん出できる金額なので、現実的だと思いました。

アルクの日本語教師養成コース【合格パック】の中身

日本語教師養成コース【合格パック】の中身はどんな感じなのかレビューしていきます!

『24冊のカラフルなテキスト』で基本的知識や資質を学ぶ

24冊のテキストは試験対策テキストと言うより、

日本語教師の何たるか、どのような知識が必要かを体系的に記してあるもの

です。

もちろん試験に直結する重要な項目も含んでいますが、合格するためだけの勉強だと抜け落ちがちな『日本語教師としての意識、知識』を学ぶためのものと解釈しました。

各テキストはやさしい語り口調なので、まるで講義を受けているような感覚になります。

まず学習の初めにはこの24冊から読み始めましょう。

『用語集』はくたくたになるほど読む

『用語集』は私が一番使い込んだ教材です。

表紙のふちはすり減り、ページをめくる中央は手垢で少し黒ずむほど。

小型でうすいのに重要な情報がしっかり載っていて、とても重宝しました。

24冊のカラーテキストよりまとまっています。

唯一の欠点は、本文の赤文字が赤シートでも完全に消えないというところか。

『合格するための問題集』を繰り返し解く

『合格するための問題集』は過去問から分析された各試験の問題が大量に収録されています。

辞書並みに分厚いので試験対策としての問題集としては一冊で十分なはたらき。

余白も多いので自由に書き込めます。

解説がとても詳しいので、問題は解いて終わりではなく、解説を何度も読みこんで覚えていくのがいいですね。

聴解は『パワーアップ特講』のDVDが助けてくれる

日本語教育能力検定試験で最も難しいのは「聴解問題」です。

CDを聞いて細かな音の違いを聞き分け、そのときの発声方法の間違いを指摘していく…

「ネイティブの日本人なんだからちょっとした違いくらい聞き分けられるでしょ?」

と思われるかもしれませんが、

難しいです。

24冊のテキストにも聴解が図解つきで乗っていてCDも付属していますが、音と歯の位置と舌の位置が一致しません。

もうダメだ…

と思いきや、合格パックには聴解に特化した講座のDVDが入っているのです!

DVDでの聴解の解説、これがもっのすごくわかりやすかった!!

というか、これのためにアルクを受講してもいいくらい。

自分がわからない、苦手だと思っていた

  • 「調音点、調音法」の区別の仕方
  • 息の通り道の状態
  • 骨格の位置

などを現実の先生がテレビの向こうで解説してくれるんです。

自分の目と耳だけで学習するのは独学の限界。

このDVDはすごくありがたかったですね。

『キーワード集』はあまり使わなかった

『キーワード集300』はあまり使いませんでした。

『用語集』よりコンパクトにまとめてあり、文字も大きいので赤シートで隠してパッパッとチェックするのに向いています。

『記述式問題』は問題と解説を読むだけ

『記述式問題40』は、記述式問題の

  • どこが配点ポイントか
  • どう解いていくか
  • どういう文章構成にするか

を例題とともに学んでいくテキスト。

模範解答がついているので、読んでいくだけでも参考になります。

その他、提出課題

記述式問題用の作文を2種類、郵送することで添削してもらえます。

手書きできちんとした赤ペンが入って戻ってくるので、しっかり見てもらえているんだと実感できました。

できれば希望者には3~4回の提出を許されればなぁと思います。

1回目より2回目、2回目より3回目の方が作文をブラッシュアップできるはずなので、配点の高い記述式でコケにくくなるはずなんですよね。

まあ、手作業で全国の受講生を見ているわけですから、なかなかそうはいかないでしょうけど。

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アルクの日本語教師養成コースのメリットとデメリット

アルクの日本語教師養成コースでは、

  • 通常のパック(約10万円)
  • 合格パック(通常パック+特講DVDで約14万円)

の2種類があります。

ちがいは価格と教材です。

私はより合格に近い合格パックを選びました。

全体的に見れば必ずしも合格パックでなくても大丈夫だと思います。

メリット

  • 合格するためのサポートが手厚い
  • 日本語教師としての素質を身につけられる



少しでも受講者が合格できるよう、「教材を売って終わり」ではなく、飽きさせない工夫やこまめなアプローチが用意されています。

アルクではテストコというオンラインシステムで各教材の理解度チェックができ、実際の記述問題もしっかり指導・添削してもらえます。

特に、合格パックに付属しているDVDでは50分~100分の講義が4本も収録されていて、独学では難易度の高い聴解問題を理解するのに大変役に立ちますね。

通常タイプでしたら約10万円ほどで

  • 日本語教師になるための
  • 日本語教師になってからの

知識や教養が身につくのはコスパがいいとしか言えません。

デメリット

デメリットとしては

  • 使わなかった教材があること
  • カラーテキスト24冊の紙質が難点だったこと

くらいです。

レビューでも紹介しましたが、『重要キーワード集300』は正直言ってあまり使いませんでした。

これを使うなら『用語集』の方が優秀だったので、用語集の方は毎日持ち歩いてましたね。

私にとってはイマイチ使いどころがわからない教材でした。

また、24冊あるテキストは紙質がツルツルした硬めのタイプなんですが、

  1. 鉛筆の書き込みがしにくい
  2. すぐに折れ目ができてひしゃげる

という2点が気になるところでした。

 
特に表紙は曲がりやすく、一度開いて読んでカバンにしまい、取り出すともうひしゃげているという感じ。
すぐにバコバコッとしてしまうのが残念でした。

アルク日本語教師養成コースの申し込みは早いほどおトク!(現在未定)

※アルクに問い合わせたところ、この返金保証に関しては年によって変わるそうです。

必ず公式サイトをチェックしてください

(2021年12月現在は実施されていません)

受験年の1月下旬までに【合格パック】に申し込めば、不合格でも10万円の返金保証がある!!

これ、超重要な情報です!!

アルクが同業他社や通いの養成スクールより安いとはいえ、

日本語教師養成コースの合格パックの価格は約15万円。

手が出せないほど高いわけではありませんが、決して安価とは言えない金額です。

しかも一般的には難しいと言われている試験。

もし落ちたら、すべて無駄になってしまう…と思ったら、なかなか申し込むのに勇気がいりますよね。

アルクの日本語教師養成コースでは、受験したい年の1月中に申し込むことで、

万一不合格だった場合でも10万円の返金保証

が受けられます。

なので、アルクの日本語教師養成コースをご検討の皆さま、

なるべく早く申し込んでください( ;∀;)

\申し込みは4月下旬まで/

まとめ

日本語教育能力検定試験は独学でも合格できるのですが、アルクの通信講座があると

「ただ合格するだけでなく、日本語教師に必要な資質」

まで学べます。

実践で「使える教師」になれますね。

アルクの合格率は最新のもので66%超え。

これを100%にするには「ビジョン」がとても大切です。

アルクは「日本語教師になりたい」という夢をかなえるのに大きな役割を果たしてくれます。

ぜひ活用してみてくださいね!

\期間限定!お申し込みはお早めに/

▼試験日当日のレポはこちら▼

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