20代で「仕事を辞めたい」は甘え?ー答えは辞めたあとにある

社会人になってしばらくたつと、このまま仕事を続けていいものか迷うことがあります。

給与面に納得がいかない、通勤時間がつらい、残業がきついなど、人によって理由はさまざま。

しかし、いざ辞めようかどうしようか葛藤するとき、まじめでがんばり屋さんな人ほど「これは甘えなんじゃないか」と深く悩む傾向にあります。

 

本記事を読んでもらいたい人

業務内容が自分に合わず、仕事を辞めたいと考えている。
でも、
「ここまで育ててくれた会社に申し訳ない
 ふつうの人はこんなことで辞めないんだろうな
 これは甘えなのかな…

と悩んでいる20代のあなた

 
それは果たして甘えなんでしょうか。
答えはこうです。
結論
甘えかどうかは他人には決められないし、辞めた後にしかわからない
甘えかどうか悩むより、続けることが自分のためになるかどうか考えるべき

甘えの基準はひとによってちがう

甘えだったかは辞めた後にしかわからないもの。

たとえば通勤時間片道30分で残業もなし、人間関係も良好だけど、単調な仕事ばかりで面白くないし給料も低い仕事があったとします。

一見すると理想的な職場ですが、そんな職場の人が「もっとやりがいがあって給料のいい仕事がしたい」と辞めたら、それは甘い考えなんでしょうか。

 

いっぽう、通勤時間片道2時間で残業もしばしば、ギスギスした人間関係だけどグローバルな企業で仕事のやりがいがあり、給料も悪くない。

そんな職場の人が「もっとラクに働ける場所がいい」と辞めたら?

これは甘えでしょうか?

 

残業ばかりで過酷な労働環境に耐えている人にしてみれば、「残業もなくて通勤も楽で人間関係も良好なのに仕事を辞めるなんて甘い」と考えるでしょう。

つまらない仕事ばかりでやりがいを見失っている人にしてみれば、「グローバル企業で世界的にも活躍できるのに辞めるなんて甘い」と考えるかもしれない。

 

もしあなたが、自分の考えは甘いんじゃないかと思っているなら、それはだれに聞いても答えがないナンセンスな疑問です。

ただ言えるのは、

よりよく生きたいと考えるのは何もおかしいことじゃない

ってこと。

より良いものを求める、自分のためになるものを求めることを、アドラー心理学では「優越性」と呼びます。

人間にもともと備わった本能的な部分ですね。

甘えかどうかは誰にも決められることじゃありませんが、人間が自分のためになる行動を選択していったいなにが悪いというんでしょうか?

 

たとえば、知人のお母さんの話です。

シングルマザーで子どもは3人。

契約社員として事務や営業で働いていましたが、ついに契約が切られることになってまいました。

次は正社員で仕事を探したところ、採用が決まった会社がブラックで、ワンマン社長のパワハラがやばかったと聞いています。

包丁を見せられたこともあったらしい。

身の危険を感じたお母さんは出社せず、電話で社長に「辞めます、もう無理です」と伝えたところ、「なんだキサマ、殺すぞ!」と言われたそう。

たった二週間の勤務だったそうです。

 

あなたはどう思いますか?

「そんなブラック企業なら辞めて正解だよ!」と思いますか?(私はそう思いました)

でも、

「子ども3人もシングルで育てるのに、そのくらいのことで辞めるなんて甘いんじゃない?」(仕事したくても仕事がない人はいるのよ)

そう考える人だっているかもしれない。

 

甘えかどうか、わかるのは辞めた後です。

お母さんはその後必死で仕事を探し、最終的に正社員で働くことができ、勤続15年以上で現役の営業部長になったそうです。

しかしもし前職を辞めたあと、なんの職にもつけず貧困家庭になって、生活保護でも受給するしかなかったら。

お母さんの選択肢は甘かったと言えるかもしれません。

 

辞めたいのが甘えかどうかは辞めた後にしかわからないものだし、他人に決められることじゃない。

「後悔するんじゃないか」と何もしないうちに考えているのと同じこと。

行動を起こさなければ後悔するかどうかなんてわかりませんよね。

なので、甘えかどうかを辞める前に考えても無意味なんです。

甘えかどうか悩むより、仕事を続けることに価値があるか考えるべき

甘えかどうか悩んでいるひまがあったら、なぜ自分が辞めたいと思うのか、冷静に論理的に考えてみましょう。
紙に書き上げてもいいです。
なぜ辞めたいと思うのか(デメリット)と仕事によって今までどんなメリットがあったかを箇条書きにしてみる。
デメリットの比率が大きいなら辞めるべきです。
 
ただし、メリットの比率が低くてもゼロでない限り続けることに意味はあると思います。
私は新卒後、1年ちょっと働いた職場で「辞めたいなぁ」と思うようになりました。
理由は通勤時間(最寄駅から徒歩20分)とサービス残業、そして取扱商品への魅力を感じなくなってきたから。
その後の異動先がさらに自宅から離れてしまったため、いよいよ辞める気持ちが高まりました。
このとき入社2年目。
 
「辞めたい気持ちは強い、けどさすがにもう少しキャリアを積まないと次につながらない」
と思い、その後10カ月ほど勤務したのち、退職しました。
次も同じ業界で、もっと通勤が便利で魅力的な商品を取り扱っている会社に転職するつもりだったからです。
前職をすぐに辞めていたら、次の会社で即戦力にならなかったと思いますね。
このように、少しでも続けることでスキルアップできるなら、そしてそれが次の職につながるなら辞めない価値はあるはずです。
 
辞めたい気持ちと続けたい気持ちを天秤にかけ、辞めたい気持ちに秒で傾くようなら辞めるべきです。
辞めたあと「甘えだったんじゃないか」という罪悪感があるなら、今度はその罪悪感があなたの貴重な経験となって成長の糧となるでしょう。
「今度こそは!」
というエネルギーにつながるはずです。
 
はたまた「辞められた!スッキリした!」と開放感あるなら、前向きに次の仕事に向き合えることでしょう。

まとめ:数年後に振り返ってみる

自分の決断を数年たって振り返ってみることがあります。

月並みですが、やった後悔よりやらなかった後悔の方が大きいですね。

どんな選択にしても、選べるのは二つのうち一つだけ。

甘えなのかは辞めてからじゃないとわからないものです。
悩むより自分の心に素直に従いましょう。
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
本記事がお役に立てればなによりです!
 

補足

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転職って昔よりハードルが下がったんですね。
過去3回転職経験がある私ですが、利用したことのある転職サービスはとらばーゆIndeedリクナビNEXTです。
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