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【アダルトチルドレン】ありのままの自分ってなんなの!

私は自分のがアダルトチルドレンであると認識したとき、それがいったいどういうものでどうやって克服するものなのか、ネットで調べまくったり関連書籍を読みあさったりしました。

そこでどの本にも書いてあるのが、

「ありのままの自分でいること」

というもの。

このことば、ほんとによく聞きます。

ありのままってナニ?
苦しいなかに立たされているその時には、正直、意味がよくわかりません。
なんだかただのキレイごとにしか聞こえない。
アダルトチルドレンを克服してくるとその言葉がわかってきます。
ありのままとはこういうこと⇩
ありのままの自分とは、
だれにどう思われようとかまわない、
“本当はどう思っているか、本当にやりたいことは何か”を知っている自分のこと。

 

克服作業が進んで、自分が癒されていくと「ありのまま」の意味がわかってきます。

 

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本当の自分を殺して家庭の不和を回避してきた子ども時代

アダルトチルドレンは子ども時代に怯えや不安を感じる家庭環境にありながら、その恐怖心を表に出せずにいた子どもが、その傷を癒せぬまま大人になってしまった人のことです。

何におびえるかというと、本来は平和で安心できる場所である家族関係になんらかの問題があり、いまにもその安寧が脅かされそうだから。

 

孤独やさみしさを抱えながらもそれを表に出さない方法は、アダルトチルドレンのタイプ別にあります。

1.ヒーロー
優秀で頑張り屋さん、期待にこたえ続けることで注目され、家庭の不和を一時的に改善する。

2.イネイブラー 世話役
父親代わり、母親代わりになり家族の世話を焼くことで家庭を支える。

3.プラケーター 慰め役
自分のことは後回し、両親の愚痴の聞き役や心の慰め役をすることで家庭の調和を保とうとする。

4.ロスト・ワン いない子
目立たず問題も起こさず、ひっそりとしていることで、家族内の不和によりこれ以上傷つかないように自分を守っている。

5.スケープゴート いけにえ
問題を引き起こすこと注目を集め、家庭内にある真の問題を隠し、家庭の崩壊をまぬがれようとする。

6.クラン(ピエロ) 道化役
家庭内に緊張が走るとおちゃらけたり笑わせたりする。かわいがられてもそれは本来のこの子の性格ではないことも。

なんてけなげなんだ!!(´;ω;`)ウッ…

子どもが「本来の自分を捨てて」、家庭を守るためにこんな役割を演じてしまうんです。

誰に強要されるわけじゃない、自ら学んでしまう。

 

「ほんとうはどうしたいのか?」

という当たり前の欲求を子どものころから持てずにいる。

だからそのまま大人になったアダルトチルドレンは、本当の気持ちを隠すことが当たり前になってしまって、自分でも真に何がしたいのかわからないままなんです。

アダルトチルドレンは戦争を生き抜いたサバイバー

子ども時代からの「普通の子どもではいられなかった」過去のせいで、アダルトチルドレンはとにかく傷つきやすい。

というか、すでに負傷兵です。

6つのタイプがあると上述しましたが、共通しているのはどのタイプも自分以外の家族(他人)のために尽くしてきたという事実。

過酷な家庭環境という戦場で傷を負い、なんとか生き延びたサバイバー

そう、私たちアダルトチルドレンはあの戦争の生き残りなんです。

いわば根っからの兵士。

多感な時期に戦場で過ごした経験は大人になっても消えません。

大人の社会でもかつての戦争を生き抜いたように、生き延びなければならない。

“戦争”で殺してきたのは「本当の自分」でした。

アダルトチルドレンはそういう生き方しか知らないんです。

大人になってだれも攻撃なんかしてこないのに、これ以上傷つかないように鉄壁の要塞で身を守り、だれにも真の自分に触れさせない。

戦争はとっくに終わっているというのに。

そしていつの間にか自分自身も本当の気持ちがわからなくなってしまう。

「ありのまま」とは押し殺してきた真のあなた自身のこと

ここまで読んでくると、あなたにもなにか思い当たる節もあろうかと思います。

「そうそう、そういえばそうだったんだよ!」

と、子ども時代のあなたを振り返ってみると、そういえばほんとはこうしたかった、こうなりたかった、という欲求があったことを思い出すはず。

 

たとえば私はヒーローとイネイブラーの兼業兵士でした。

ずっと同居していた曾祖母(ひいおばあちゃん)が亡くなったとき、臨終の場にも立ち会っていました。

14歳のときです。

お医者さんが「〇時〇分 ご臨終です」と静かに告げたとき、初めての人の死に衝撃のあまり気を失いそうになりました。

が、踏みとどまりました。

ここで倒れたら迷惑になる、恥ずかしい、情けない…

という思いがわいてきて、必死に意識を保とうと踏ん張りました。

優秀な努力家で親代わりを“演じて”いた私はその後、葬儀の時も、葬儀が終わっても、必死にこらえて涙ひとつ見せませんでした。

本当は涙がすごくこみあげてきていたんです。

でも弟妹を守る立場の自分が泣くのは弱さを見せることで、恥ずかしいことで、決して許されないと思っていました。

母に「泣きもしないなんて冷たい子ね」と言われてショックを受けたのを今でも覚えています。

 

アダルトチルドレンを克服しつつある今、30代半ばの今では、泣きたいときに素直に泣けるようになりました。

泣くことは弱いことじゃないし、恥ずかしいことでもないからです。

いや、泣くことは弱いことで恥ずかしいことかもしれません。

でも、

「弱くて恥ずかしくてもいいじゃん。だって泣きたいんだもん

こんなふうに考えられるようになりました。

自分がしたいと思うリアクションを、だれのためでもなく自分の思うようにできる。

他の人がどう思おうと、自分がやりたいからやる。

これが「ありのままの自分でいる」ということです。

 

まとめ:素の私。これが私。それで嫌われるなら仕方ないでしょ

私にはいま外国人のパートナーがいるんですが、彼の態度は一貫してこうです⇩

好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、お世辞や建て前も言わない、自分の発言が他人にどう思われるか気にしない

いやなことがあれば日本への不満も言うし、『僕の悪いところがあったら言ってほしい』とまじめに言うこともある。

『嫌われるかもしれないからと、本心じゃないことを言うのは間違ってる』

とはっきり断言しました。

私はこれを聞いて、「すっげーな…」と思いました。

傷つくのが怖くて本心を隠し(本心を失い)、他人からの評価で自分の価値を決めていた私と大違いです。

なぜなら、彼はもしそれで私に嫌われたとしても『自分を貫いて嫌われるなら仕方ない』と思っている。

この考えは真の自分を見失っていた私に新しい価値観を与えてくれました。

好き嫌いをはっきり示すことで、本当の自分がどんな性格だったか、したいことは何か、したくないことは何か、どんどんわかるようになります。

 

さあ、あなたに聞きますよ?

相手がどうこうじゃなくて、

あなたどうなの?

 

静かによく考えてください。

ほら、相手に合わせて殺してきた本当のあなたがようやく表に出てきますよ。

 

アダルトチルドレン:おすすめの関連書籍2冊

【おすすめの関連書籍 2冊】

とにかくわかりやすい良書。

優しいアダルトチルドレンの入門書ですが、内容は知識を得るためというより、現状を脱却するための作業も伴っています。

軽い気持ちで読むというより、真剣に目を通すべき一冊。過去を振り返る作業は勇気ができたらやってみましょう。

ひとまず目を通すだけでも、気づかなかった自分に気づかされます。

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