ワインと言えばフランスとかスペインとか、あとはチリとかあるよね?
ワインにそんなに詳しいわけじゃないんだけど、せっかくのクリスマス、ちょっと特別なワインを飲んでみたいな。
もちろんおいしいやつでね!
ワインと言えばフランスを筆頭に、スペイン、イタリア、アメリカやチリなんかも産地としてすぐ挙がりますね。
素人目に見ても、フランス産のワインは安くてもおいしいものが多い気がします。
今回は「いつもと違った特別な体験」をしたい/させてあげたいあなたにピッタリの、知る人ぞ知る産地のワインを紹介します。
それが、「ジョージアワイン」!
ジョージアワインをおすすめする理由
- 一般的な酒屋やスーパーには多く出回っていない(輸入品を扱うところならときどき見かけるくらい)
- 素人でもわかるくらいジョージアワインは「わかりやすいほど、うまい」
- 現地直送の陶器ボトルがとにかくおしゃれ(飲み終わったらインテリアになります)
個人的には味もさることながら③の、陶器ボトルのおしゃれさを一番に推したいです。
ひとつひとつジョージアで手作りされているので、デザインは同じでも寸分たがわず同じものはないんだとか。
伝統的なデザインの味のあるボトルから注がれるワインは、まるで中世ヨーロッパの街中にいるような感覚にさせてくれます。
ジョージアってどこ?
2015年に英語読みの「ジョージア」という国名に変わりましたが、もともとは「グルジア」と呼ばれていました。
なのでワインの表記も「グルジアワイン」と書かれていることがあります。
世界遺産のワインを誇る ジョージア(旧グルジア)ワイン
ジョージアは黒海に面する小国で、世界最古のワイン産地でもあります。
なんと、2013年にはユネスコの無形文化遺産登録、つまり「世界遺産」に登録されるほどの伝統的なワインの国なんです(すごい)
ジョージアワインの製法や歴史に関してはこちらのサイトが美しい写真とともに詳しく載せてあるようなので、どうぞご覧になってみてください。
おすすめワイン① 赤・ピロスマニ (やや甘口)
お手頃な価格なのに、味に深みがあってくどくなく飲みやすい。ジョージアワインを一番最初に試したいなら、このピロスマニがおすすめ。
おすすめジョージアワイン② 赤・サペラヴィ (辛口)
甘いのが苦手な人はこちらのサペラヴィがおすすめ。さっぱりしていますが酸味が強すぎることはない。
おすすめジョージアワイン③ 赤・サペラヴィ バラバニ (やや重口)
同じサペラヴィ種を使っていても、こちらは先述のサペラヴィより重みのある味。
そしてかなりレアなボトル仕様。
おすすめジョージアワイン④ 赤・キンズマラウリ (やや甘口)
少し値が張りますが、味わいの奥深さと余韻は①で紹介したピロスマニを超え、他の追随を許さない。かのチャーチル首相も絶賛したという逸品。甘口が好きな人は感動すると思います。
おすすめジョージアワイン⑤ 赤・フヴァンチカラ (やや甘口)
ジョージア固有種を使った自然な甘さが特徴の逸品。ジョージアワインのなかでキンズマラウリとツートップのおいしさを誇る。値段もお高めだが、ぜひ一度試す価値あり。
おすすめジョージアワイン⑥ 白・カクウリ (辛口)
圧倒的に赤の甘口が多いジョージアワインですが、白もおいしい。味に締まりがあるのに風味がたいへん豊か。
おすすめジョージアワイン⑦ 白・キシ クヴェヴリ (やや甘口)
やさしい甘口のフルーティな白ワイン。ともすればデザートのような味わい(でもデザートワインほど甘くないです)
ジョージアワインの注意点
私は何本もジョージアワインを飲んできましたが、体感的に3~4割ほどの確率で「コルクがもろい」という問題に遭遇しています。
ふつうのワインオープナーで開けようとしても、ボロボロと崩れてしまうことあり。
とにかく珍しくておいしいワインが飲みたいならジョージアワインできまり
欠点もありますが、他に類を見ないほどのおいしさとボトルのデザインの際立ちは、あなたが味わったことのない世界へ連れて行ってくれること間違いなしです。
クリスマスや年末年始、バレンタインや父の日など、一年中さまざまなイベントで楽しめます。
是非ご賞味ください(^▽^)/