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ハーフの子どもをもてはやすのは日本人だけじゃなかった話

日本ではあらゆるメディアでハーフタレントが次から次へと出てきます。

また、スポーツ界でも抜きんでた力を発揮するハーフ選手たちが活躍していますよね。

日本国籍を選んでくれてありがとう。

一方で、日本のメディアはハーフを美化しすぎている傾向がある気がします。

特に欧米系のハーフを持つことへのあこがれをかなり多くの日本人が抱いているのは事実。

(国際結婚を望む女性が、“かわいい”ハーフの子どもを欲しいと思っているのは婚活サイトを見ても明らか)

ところが、ハーフ願望があるのは必ずしも日本人だけではなかったことがわかった経験がありました。

 

ハーフをもてはやすのは日本だけかと思ったら、そうでもなかった話

私は以前、今の相方のロシア人彼と一度別れたことがあり(その後、復縁した)、このときの失恋の痛手から立ち直るために、マッチングアプリを使って何人かの男性とメッセージのやり取りだけしていたことがあります。
そのときに知り合ったとあるアメリカ人男性。年齢は40代で、日本で在住8年目。日本語もペラペラ。
最初に言っておくと、当時は失恋でひどく落ち込んでおり、この男性とのやり取りにとても助けられました。
そして
「いまは失恋から立ち直っている時期だから、マッチングアプリを使っているけどまだ次の相手を見つけるつもりはない」
とも伝えてありました。
 
彼は(下心があろうとも)親身になって私の話を聞いてくれ、どん底の私を前向きに立ち直らせてくれました。
だからいまでも彼の助けには感謝しています。
 
ところが、私が「このアメリカ人男性と会ってみようかな」と思えなくなった理由がありました。
彼はハッキリとこう伝えてきたんです。
『僕は日本人女性が好き。日本人は若くてエネルギッシュな遺伝子を持っているから。』
『絶対に日本人とのハーフの子どもが欲しい。素晴らしい子が生まれるはずだよ』
このアメリカ人男性にはロシア人の彼と別れたことを伝えていたため、もしかしたら私を励ますつもりでいってくれたのかもしれない。
でも私には、
「この人はハーフの子どもが欲しいから、私(日本人)に興味を持っているんだな」
としか思えなかった。
それはちょっと受け入れられません。
 
単純にビジュアル的なあこがれからハーフの子どもを欲しがる日本人や日本のメディアにもうんざりですが、このアメリカ人男性のように「遺伝子レベル」でハーフを欲しがる人がいるのはちょっとおどろきました。
アンケート調査をしたわけじゃないのでどの程度の人がそう考えているかは不明ですが、まあ、いい遺伝子がうまく組み合わされればスーパーチャイルドが生まれるでしょうね。
え?え?子どもって夫婦愛の結果じゃないの?
と考えている私は時代遅れのロマンチストなんだろうか。
 
「遺伝子的にハーフが欲しい」
そう考えるのがダメとはいいません、考え方は人それぞれだから。
でも私には受け入れられないので、私たちの視線が同じ方を向くことはないでしょう。
このアメリカ人の彼には何度も本心からのお礼を伝えてお別れしました。
 

ネットで炎上した『ハーフの子どもを産みたい方に。』が一定数の日本人を代弁している

日本人女性の「ハーフ願望」が呉服店のキャッチコピーで『ハーフの子どもを産みたい方に。』というえげつない使われ方をしてしまったがゆえに、ネット上で大炎上となりました。

⇒外部サイト Sputnikの記事へ

なるほど、キャッチコピーとしてはオモシロいかもしれない。

(逆に「ほかにはどんな案があったんだろう?」とすごく気になります)

 

ただし、ものすごく恥ずかしいです。

このコピーにあおられて、和装をして街に繰り出した女性もいることでしょう。

痛すぎます。

でもいくら非難が殺到して炎上したとしても、もともと日本人女性に「ハーフ願望」があったから、このコピーが採用されたともいえるんじゃないでしょうか。

 

外国人と付き合っているだけで「ハーフの子ども羨ましい」といわれる

私は自分がロシア人とお付き合いしていることを伝えている友人は非常に少ないです。なぜなら私は友達と呼べる人がとても少ないから(笑)

そんなに数少ないのにもかかわらず半数の友人からは、

「ハーフの子どもうらやましい~♥」

「ぜったいかわいいーよー♥」

といわれます。

結婚する予定も子ども作る予定もないし、あともうそんなに若くないし。

そりゃ自分の子どもなら人種関係なくかわいいに決まってます。

じゃあ外国人と付き合ってるなんてだまってればいいじゃんといわれそうですが、私はもともとプライベートなことを自分からべらべらしゃべるタイプじゃありません。

ただウソが嫌いな性格が災いして「最近どう?」と聞かれたら正直に答えてしまうだけ。

(べつに隠すことじゃないからです。不倫でもないし)

 

連日のようにメディアで見かけるハーフタレント。

モデルだったりマルチタレントだったり果ては俳優だったり。

彼らが良いとか悪いとかではなくて、メディアの持ち上げ方、取り上げ方が過剰に美化しているようにしか見えない。

 

「残念なハーフ」なんて言葉が生まれてしまったのには、テレビや雑誌など様々な媒体が欧米(特に白人)至上主義を加速させているからではないでしょうか。

⇒『残念ハーフは誰が生んだのか』(HUFFPOST)外部サイト

 

まとめ:どっちにしろ子どもは親を選べない

パーフェクトチャイルドを狙おうが、くりくりおめめぱっちり外国人顔の赤ちゃんを狙おうが、(自分に似た?)典型的なしょうゆ顔だろうが、子どもは親を選べない。

どんなに独善的でも、マウンティング癖があっても、自己顕示欲が強い親でも、子どもにとって親は親。

考えてみれば、ハーフでもハーフじゃなくても、子どもとはそもそも親のエゴから生まれてくるもの。

だからハーフ願望を持つ人が一概に悪いわけじゃないし、もちろんハーフの子どもだからって差別されるのは絶対にダメ。

私は国際交流の盛んな小学校で育ってきたので、ハーフの人への「友だちになりたい」というあこがれは今でもあります。

(特別視するなといわれればそれまでですが、自分にないものを持っているひとってあこがれません?)

でも、ハーフ願望を持つひととは男女問わずあまり関わりたくはないなあ、というのが本音です。

 
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