私が以前、依存的な恋愛に陥っていたのはほかの記事にも書いた通りですが、元カレと別れた際には泣いてすがったり、自殺を考えたりとかなりマトモではいられませんでした。
救いを求めてネットをの海をさまよっていると、
「自分を磨こう!」
とか、
「趣味に打ち込もう!」
とか書いてあって、
体もしびれて動かず食事ものどを通らないのに、なに言ってんだ、と絶望的になっていました。
やっとこさ依存心を克服しつつ、新しい恋愛を始められたのは元カレと別れてから2年後のこと。
それが現在のパートナーであるロシア人の彼でした。
私たちはいろいろあって一度別れたことがあります。
⇒関連記事:外国人彼氏から別れたいと言われたときの正しい対処法
今回は、大好きだった人と別れたあと、どうしたら再起できるかを検証します。
別れはとてつもなくつらいけど…
「別れ」の衝撃があなたの心の導火線に火をつける!
今まで思いもよらなかったことに挑戦できるようになる!
別れた後のステップ① 体の内側から悲しみを吐き出そう
私はスピリチュアルな世界や感覚は信じていませんが、別れた直後は体の内部に負のオーラみたいなものがブラックホールみたいにうごめいているのを感じます。
こいつがまずい。
体のあらゆる器官をネガティブな感覚で汚染していくので、逃げたくても抜け出せない底なし沼に立っているような状態になります。
どうやったらはい上がれるか?
体の芯から膿を吐き出すんです。
泣くだけ泣く、大声で泣く
止めようったって止まりはしないその涙。
心のなかからの絶叫。
あらん限りの大声で、ワーワー叫びながら泣いていいんです。
近所迷惑になるから、布団をかぶったほうがいいけど。
喉がひりひりするほど、大絶叫したほうがいい。
泣きまくって、叫びまくると、あら不思議、少しだけ心が軽くなるはず。
もちろんしばらくするとまた悲しみの波がやってくるので、再び号泣。
数日はこの繰り返しです。
やがて日に日に泣き叫ぶ回数が減ってくるのがわかるでしょう。
止まらなかった大粒の涙は、次第にぽろぽろとこぼれる涙に変わるはず。
いつしかじわっとにじむ程度に落ち着いてくるものです。
苦しい胸の内を友人に告げる
私は別れた直後、衝撃と悲しみのあまり、友人や仲のいい同僚、母親に「フラれちゃったよ」とLINEしました。
私たちのことを知っている誰かにつらい事実を話すことで、自分の苦しみを共有してもらえます。
もちろん、あなたの苦しみはあなたにしかわからない。
でも、自分が苦しんでいることを誰かが知ってくれているだけで、自分は独りじゃないと思えるのが心強いんです。
恋人との別れを経験したことがあるひとであれば、よりいっそうあなたのつらさに共感してくれるでしょう。
悲しみが怒りにかわる
悲しみが落ち着いてくると、今度は入れ替わるように腹立たしさがわいてくることがあります。
私は彼と別れたときに、みじめな私やヒステリックな私にはなりたくなくて、できる限り思いやりをもった行動につとめました。
その思いやりはウソではありません。
が、悲しみが少し癒えてくると、
「好きなら別れるなって最初に言ったじゃないか!」
とか、
「自分の選択で私を苦しめたことを永遠に後悔するがいい!」
などと次第に腹立たしさを感じ始めるようになりました。
こうなってくるとずいぶんと気が晴れてくるんですね。
あ、怒りのパワーってすごいなと。
悲しみが怒りに変わってきたらチャンスです。
別れた後のステップ② 新しい自分になれるチャンスを生かす
怒りのパワーは本当にすごくて、「このくそ、このままでいてなるものか!」と思いがけないエネルギーがあなたのなかに満ちてきます。
そんな時は生活を一新することもおすすめします。
引っ越しする
彼と過ごした部屋ごと、土地ごとさようならする。
お金はかかりますが、少しでも安く抑えたいならシェアハウスに引っ越すなんてのもおすすめ。
⇒関連記事:シェアハウスの利点 家賃を節約する以外にもたくさん!
生活環境ごと変えると、すべてがリフレッシュできます。
資格試験にいどむ
今まではなんとなく興味がある、程度で手を出さなかった資格試験の勉強を始めてみてはいかがでしょう。
私は日本語教育能力検定試験の勉強をしてみました。
⇒関連記事:日本語教育能力検定試験に初挑戦 アルクの通信講座に自己投資
本業とは関係ない資格でもいい、趣味の延長や自己満足でもいい、なにか一つでも自分の自信につながる試験勉強をしてみるといいですね。
転職してみる
転職って…そりゃ、簡単なことじゃない。
でも、以前からやってみたかった仕事とか、通ってみたかった学校とかありませんか?
安定したお給料をもらえている平凡な今の仕事より、ステップアップできそうな別の仕事に就いてみたいと思うなら、ぜひ挑戦してみましょう。
どん底を味わうと、多少リスキーでもやってみたくなるものです。
ただし別れた勢いでヤケになるのはNG。
旅行してみる
傷心旅行とは昔からの定番。
一人旅もいいですが、仲のいい友人との少人数の旅もいいですね。
私は海外ならひとり、国内なら友人と行くことが多いのですが、理由は簡単。
海外旅行はお金がかかるので誘いにくいからです。
パッケージツアーより個人手配で行ったほうが安く上がるので、おすすめ。
⇒関連記事:女一人旅、人生初の海外旅行をロシアにした理由
旅行系ブロガーの方のなかには傷心でバックパッカーになった人もいるくらいなので、それもなんかカッコイイ。
旅をして、知らない土地を歩き、時には失敗し、おいしいものを食べ、美しいものを見、人の温かさに触れることで心は確実に癒されていきます。
留学してみる
私がしてみたのはこれ。
10年来の夢だった留学を決めました。
家も仕事もすべて捨てて、貯金とやる気だけで臨みます。
私の年齢は一般的に家庭を持っているのが普通なので、どうせ独身だし、いつ死ぬかわかんないし、やれるときにやってしまおうというのが決め手。
まえから行きたかった留学ですが、仕事を失うのがこわかったのでずっとくすぶっているままでした。
彼との別れの衝撃は、このくすぶっていた導火線に一気に火をつけるかたちになったんです。
別れた後に大切なこと
別れた直後は、立ち直れる自信もなくし、永遠にこのまま苦しい気がして絶望的になります。
でも依存に苦しんだ私は今ここで元気に生きていますし、外国人彼氏と別れた後も二週間で立ち直れました。
大切なことは、
「あなたは必ず立ち直れると信じること」
です。
時間はかかると思います。だって大好きだったんですから。
思い出もたくさんある人を、そんなに簡単に消し去ることなんてできません。
時間がたてば、必ずあなたは癒えます。
復活します。
それは間違いありません。
なので、そのときが来るまではチャージ期間です。
復帰したらどんなことをやりたいか?
計画を立てる期間に充ててみましょう。
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