異業種転職で年齢の壁?30代が良好な人間関係を築くための6つの心構え

「異業種に転職したら年下の先輩ばっかりだった。良い人間関係を築きたいけど、プライドが邪魔をしないか心配…」

「年下に敬語なんて使ったことないし、どうしたらうまくやれるか知りたい」

 そんな不安を抱えてはいませんか?

私は異業種に転職して、9割が年下の先輩ばかりの職場でスキルを磨き、同僚やクライアントからも一目置かれる関係を築けました。

「自分がプライドの高い人間だとは思っていないけれど、自分よりキャリアが上の人が年下ばっかりだったら、思わぬストレスを感じるのではないか?」

そんな未知の領域への不安を抱えているあなたに、私の経験から「年下先輩といい関係を築く心構え」をお教えします。

実行すれば間違いなく対人スキルもアップしますので、ぜひ試してみてください。 

目次

年下の先輩と信頼関係を作るための6つの心得

①捨てるべきプライドと保つべきプライドを知ろう

年下の先輩と接する上で一番懸念されることが、「プライドが邪魔するんじゃないか」というもの。

他人に対するプライドを捨てられる人は、年下の人間にも頭を下げて教えを請うことができます。

ちっぽけなプライドよりも、自分の知識欲を満たすことや人脈を広げること、そして自分の成長にフォーカスしているからです。

『捨てるべき40の「悪い」習慣』午堂登紀雄

 プライドは2種類あって、

  • 捨てるべきプライド
  • 保つべきプライド

です。 

捨てるべきプライドとは、

私は長年苦労をしてきたのだから、年下なんかにあごで使われたくない。

つねに敬語を使われる立場だった私が、年下からタメ口なんて!

という、過去の栄光にしがみついているパターン。 

以下のような特徴がないかチェックしてみてください。

  • 自己肯定感が低い
  • 柔軟性がない
  • 協調性がない
  • 吸収力がない
  • こだわりが強い

こういう人はそもそも仕事ができないか、まったく伸びしろがありません。

年下先輩からけむたがられます。

「これだから30代は」とか「ムダに年だけ食ってる」とか思われてしまう。

(それだけは避けたいですよね!?)

捨てるべきプライドを捨てられないのなら、あなたを縛っている上記のような特徴を根本的に直さなければなりません。

 一方、保つべきプライドとは

私には社会経験がある。

ちょっとしたことじゃへこたれないし、なんとかなるはずだ。

前職でつちかったことはきっと役に立つだろう。

というように、いままでのキャリアや人生、過去の成功体験に誇りを持つこと 

なんでもかんでもプライドを捨ててしまうと、ただの卑屈な人間になってしまいます。

人を見下すようなプライドは邪魔なだけですが、自分を高めるプライドはあなたのこれからのキャリアに大きく役に立つでしょう。

適切な自信を持ったままスキルアップを目指せるので、「要/不要」の線引きがとても大切です。

②敬意を持とう

無条件に先輩を立てるとか服従するというのは古いやり方ですが、業界の経験者として尊敬をする心を持つことは必要です。

敬意を持てないと、「なんでこんな人の下で働いてんだろう…」とモチベーションの低下につながるため。

つき合いたくもない人の言動によって自分の人生に影響が出るのは、まさに「振り回される」ということで、ストレスの原因でしかありません。

これに対して、自分で「この人と関わりたい」と選んだ人からの影響は、幸福度を高めてくれる良い影響です。

『人間関係をリセットして自由になる心理学』メンタリストDaiGo

前職のキャリアがあるとはいえ、異業種に転職してイチから仕事を覚えるあなたにとって、周囲の年下先輩はあなたより「上」なのは事実です。

 しかし、仕事はよくできる先輩でも人間性に問題がある人もいるんですよね。

そういうときは「学べる技術」に対して敬意を払いつつ、個人的に深く付き合うのは避けること。 

高感度の高い先輩、ちょっと苦手な先輩、いろいろ出てくると思いますが、仕事を続けたいなら「嫌う」前にアンガーマネジメントしておくべきです。 

③謙虚になろう

年上後輩であるわれわれが気にしているのと同じくらい、年下先輩の方も「新しく入ってくる人、けっこう年上なんだよな」と気にしているものです。 

  • 変なプライドがあるんじゃないか
  • 仕事の覚えが悪いんじゃないか
  • 反抗してくるんじゃないか
  • なめられるんじゃないか

と、皆さまそんな不安を抱えているので警戒心はMAX。

 あなたにそのつもりがなくても、「反抗的だ」と思われかねない下地ができてしまっているわけです。

ですのでここは、とにかく謙虚にふるまうことが超重要。

「年上=プライドが高いかも」という不利な条件を持っているので、ちょっとしたことで誤解を招かれやすい。

これはほんとに損ですよね。 

「謙虚さって具体的にどんなこと?」と思われるかもしれません。

ほめられたときに「そんなことないですよ~」というのも謙虚といえるかもしれませんが、「大人の謙虚さ」はこうです。

  • ほめられたら「ありがとうございます」と言う
  • 成功できたのは先輩を含む組織のおかげ
  • 不必要に出しゃばらない
  • 注意されたときは大げさに謝る

ほめ言葉を素直に受け止めてお礼をいえることがオトナです。

「そんなことないですよ~」は、あなたをほめて認めてくれた人を否定することになりますので。

さらに、上手くいったのは周囲のサポートのおかげであることを付け加えるとより好印象。

会社という器があるから、仕事ができます。そういうあたりまえのことを常に忘れず、周りに感謝する。

(中略)

そして、「またあなたと仕事がしたい」という、信頼を手に入れることができるのです。

『捨てるべき40の「悪い」習慣』午堂登紀雄

 また、先輩同士の会話に不必要に入っていくのも控えたほうがいいです。

たとえ自分が詳しい内容だったとしても、意見を求められるまで待っていた方が無難ですね。

業務上、自分が話に入ったほうが有利だと判断した場合は、

「お話し中すみません、私はその件で経験があるんですが、さしつかえなければ…」

という具合に控え目に声をかけてみましょう。

 なお、注意されたときはちょっと大げさなくらい謝ったほうが好印象ですが、やり過ぎたりわざとらしかったりすると逆効果です。

  • 本心じゃないこと
  • 誠意のないこと

は相手に伝わります。

若手先輩に「なめられてる」と思われたら最悪なので、誠意ある対応を心がけましょう。

④お世辞や媚びはやめよう

年下の若い先輩というと、おそらく20代半ばから30代前半が多いと思います。

比較的新しい企業、新しい業態の会社なんですよね。

30代のあなたが前職で培ってきた「お世辞の文化」はほとんど通用しない可能性があります。

相手は若手と乖離している中高年のおっさんではなく、同世代以下。 

自分に置き換えてみてほしいんですが、もし年上の後輩にお世辞を言われたり媚びられたりしたら、引きません? 

私なら「イヤ、そんなんいいから仕事してくれよ」と思います。

私の職場でも先輩に取り入ろうとする後輩がいましたが、先輩の方はかなり白けた態度をしていましたね。 

もちろん先輩を立てることは必要ですが、先輩や上司にへつらって取り入ろうとする必要はありません。

よかれと思ってのことであっても、褒め過ぎることはかえって悪い印象を与えます。

人によっては、「こんな見え透いたお世辞を言って、何が狙いだ?」と疑念を抱くかもしれません。

『人間関係をリセットして自由になる心理学』メンタリストDaiGo

年功序列の中高年層と違い、実力主義の若い世代の職場なら、無駄口ではなく結果を出すことに尽力しましょう。

結果が出れば必然的に気に入られます。

⑤ミスしたときに誠意ある対応をしよう

社会人経験者であるあなたの強みは「失敗の数が若手より多い」こと。

業界のキャリアとしては若手先輩に及びませんが、仕事や生き方の失敗とそれを乗り越えて対処してきた数は年若い人たちより多いでしょう。

そしてあなたは失敗が成長に欠かせないことを知っています。

成功を収めた人々の、失敗に対する前向きな考え方にはよく驚かされる。

もちろん誰でも成功に向けて努力はするが、そのプロセスに「失敗が欠かせない」と強く認識しているのは、こうした成功者であることが多い。

『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』マシュー・サイド

若いうちはミスするとパニックになったり、どう対応していいかわからなくておろおろするだけ。

ですが、人生のキャリアがあるあなたは「いま一番すべきことはなにか?」を知っているはずです。 

たとえば発注ミスをしてしまい、納期が間に合わなくなってしまった場合。

上司や取引先にすみやかに謝罪し、「取引先まで私が届けに行きます!」と提案できるかもしれない。

「そんなことしなくていい」といわれるかもしれませんが、そのくらい熱のこもった誠意が大切なんですよね。

前職やこれまでの人生で何度も失敗してきていれば、「心からの態度」がどれだけ大事かあなたは経験済みではありませんか。

 失敗によって成長してきたあなたは、ミスをしたときにどれだけ誠意ある対応ができるかを見せることで、信頼度を大きく底上げすることができるでしょう。 

⑥転職した目的を思い出そう

そもそもあなたはなんのために異業種へ転職したのでしょうか?

転職の目的をもう一度思い直してみてください。

小さなプライドのせいで目標を見誤るのはもったいないですから。 

30代になって業界ごと変えるんのであれば、リスクは当然承知のはずです。 

  • 給料のため?
  • スキルアップのため?
  • 自分の新しい可能性を見出すため?

私は上記のすべてが理由でした。

新しい職場で技術を学び、経験を積み、さらなるステップアップを目指すつもりだったからです。

尊敬できる先輩もいれば、「正直、この人より私の方が仕事できるな…」と感じる先輩もいました。

もちろん態度には出しません。 

大切なのは「転職することが目的ではなかった」こと。

「やりたい目的のための転職だった」のです。

「なんのために転職したのか」を明確にすれば、年齢差とか邪魔なプライドとかはすぐに気にならなくなります。

最後に

異業種に転職したら新しく覚える仕事内容が格段に増えるので、「年下なのに~」とか「プライドが~」とかいってるヒマなんてすぐになくなります。

転職前はうまくいくか不安ですけどね。

今回紹介したポイントを実行できるように心がけてもらえれば、必ずうまくいきますよ。

採用されたということは、あなたの能力が必要とされているということ。

卑屈にならず、謙虚に、誠意を持って取り組んでみましょう。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

本記事がお役に立てればなによりです。

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