マイペースな同僚にウンザリな人へ【ストレス解消してスキルアップに】

マイペース過ぎる同僚が仕事が遅くてイライラ。

注意しても、その場で謝るだけでなにも響かない。

…なんでいつも私がフォローしなくちゃならないの!?

ってモヤモヤしてませんか?

 

私もマイペースで仕事の遅い同僚の作業を負担させられていた経験があります。

共同作業なので相手が遅い分、こちらの分担する割合が多くなるんですよね。

  • 私は定時で帰りたいのに、なんか罪悪感
  • 毎度毎度、尻ぬぐいさせられたくない
  • 仕事が遅いことを本人にわかってほしい
  • 空気読めない人と働きたくない

 

私もどーしよーもないマイペースな同僚にイライラさせられてきましたが、考え方を変えたことで転職も含めて確実なキャリアアップをしてきました

 

イライラを解消するためのポジティブな考え方として、

  • イライラはマイペースなひとだけが原因なのか考える
  • マイペースな人のフォローはあなたのアピールポイントになる

ことが挙げられます。

 

【本記事でできること】

  • 爆発しそうなイライラを「ムッ」程度に抑えられる
  • マイペースな同僚をあなたのキャリアのステップアップの材料として考えられる

ではさっそく見ていきましょう!

マイペースな同僚にイライラしない方法とは?

定時で帰れないイライラ解消法

「いい人」をやめてみると、めちゃくちゃラクになる

マイペースな人は自分の時間で仕事を進めるので、定時が迫っていようが納期が迫っていようが、外見上のんびりと仕事をしているように見えます。

 

気が利いてマジメな人ほど、毎日のように定時を過ぎる同僚に対して気にしてしまい、

「またか…これって手伝ったほうがいいの?」

頼まれたわけでもないのに手を貸そうとしてしまうことありませんか?

そしてあなた自身も不毛な残業に巻き込まれてしまう。

 

とりあえず、

求められない限り、余計な手伝いをする必要はない

のです。

マイペースな同僚のせいで納期が遅れたり先方に迷惑をかけてしまうなら話は別ですが、基本的に本人が困っていなければ手を貸すのをやめましょう。

 

相手と自分の間に境界線を引いて、相手の領域を超えようとすること(手伝うこと)をやめてみる

そうすれば、同僚がいくら残業しようがこちらには一切関係ないことがわかり、ムダなストレスを感じなくなります。

 

一方で「部署の連帯責任」のように、ひとりが遅いせいで自動的に残業を強いられるケースもありますよね。

「またアイツかよ!」

とイラつくのはわかりますが、それってマイペースな個人のせいだけじゃない気がします。

定時で帰れないのは組織の体制に根本的な原因があるせい

 

「働き方改革」とか言葉だけがひとり歩きして、現実は古い昭和体制の企業も数多くあるんじゃないでしょうか。

スタッフ同士が運命共同体みたいになって、指導力のない上司のもと、効率の悪い作業を延々と続けさせられる。

マイペースで仕事が遅い特定のひとりが毎度足を引っぱることになり、周囲の反感を買う。

結果的に、社内の雰囲気がいつも悪い…

 

有能な上司であれば、できる人とできない人をきちんと見分けて、仕事の割り振りやできない人への指導をきちんとしてくれるはず。

定時で帰れるはずが帰れないのは、「アイツのせい」ではなく、組織そのものに問題があるんです。

尻ぬぐいさせられたくないイライラ解消法

  • 尻ぬぐいではなくスキルアップのトレーニングと考える
  • 自己肯定感が高まると転職に有利

マイペースな同僚は作業の遅さに加えて仕事のキャパが小さいことが多い。

なので引き受けた仕事を全部こなせず、平気でこちらに投げてくることもあります。

そしてまったく悪びれない。

(それが一番イラッとしますよね…)

 

上司からも「○○の分、手伝ってあげて」とか言われるしまつ。

こちらの作業もけっこう手一杯なのに、マイペースな同僚のせいでどんどん仕事が増えていってしまう。

 

「同じ給料で働いてるのに、なんで私だけ仕事量が増えるんだよ!」

「不公平だ!」

 

なんて怒るのも無理はありません。他人の尻ぬぐいは本来の仕事じゃないからです。

まず第一に、相手の仕事まで分担させられることであなた自身のやるべきことができなくなるようだと本末転倒。

きっちり断ってください。

(ここでも「いい人」「都合のいい人」にならないように)

 

その反面、こんな考え方もできます。

「私ってものすごく他人のフォローばっかりしてるな…」

「これ、ある意味すごいんじゃない…?」

自分の仕事プラスアルファで他人の仕事のフォロー、マネジメントができるようになると、それがそのままあなたのスキルになります。

 

そもそも仕事ができる人じゃないと他人のフォローなんかできないんですよね。

あなたの上司がそれをわかってあなたに仕事を振っているのかはわかりませんが、少なくとも

「もしかして、私って仕事できる方かも」

と思えれば、不公平なだけの今の職場にしがみついている必要もないわけです。

仕事が遅いことを本人にわかってほしいイライラ解消法

  • 「どれだけ仕事が遅いかわからせてやる!」というイジワルな気持ちではなく、あなたやチームのためになることはなにかを考える
  • 視覚情報に訴えるのはかなり効果的

「どーやったって仕事が遅いのは分かったから、せめて自覚してくれ!!」

と頭を抱えることもありますよね。

チームプレーで仕事をしてるのに、マイペースなあの人だけはいつも頭ひとつぶん遅い。

たちが悪いのは本人が注意されても全然気にしてないように見えること。

 

作業効率が悪いせいで、いつも周りがフォローしてくれていることに気づいてないんですよね…

 

マイペースな人に仕事の遅さをわからせるには、

可視化

することが一番効率的です。

可視化、つまり

作業の進み具合が目で見てわかる状態
を作るということ。
たとえば、1日の作業の進み具合をグラフ化して並べるといったようなことです。
 

いくら注意しても自分事にとらえてくれない人が多いのは、口頭でのやり取りで終わってしまうから。

人間の脳は情報の80%を目から得ています。

耳での情報は右から左の人も、目からの情報は頭に入ってきやすい。

 

「見える化」することで客観的な事実を全員で共有できるので、仕事のスケジュールやあとどのくらい、どんなやるべきことがあるのか、などの管理も容易になります。

空気読めない人と働きたくないイライラ解消法

  • 空気は読めて当たり前、という考えを捨てること
  • 読めない人には、どうすれば問題を回避できるか具体的に伝える

「それ今やることじゃないでしょ!?」

と思わずのど元まで出かかるくらい、忙しいときに限って突拍子もないことをするマイペースな人がいます。

 

私の同僚にも、終業間際になって急に掃除を始める同僚がいます。スタッフルームや職場内でガンガン掃除機をかけ始める。

スタッフ全員が「お疲れ~、帰ろ~」というムードなのに、

グイィィ~~ン

という掃除機の駆動音が、静まり返った室内に響くというシュールな図…

 

『いや、もうわかろうよ、みんな帰るんだよ』

と全員思っていたので、「もう帰るよ?」と本人に伝えて先に上がらせていただきました。

 

このように、

空気が読めない人は一定数存在する

のです。

たいていの日本人は、

  • 相手の思考を読む
  • 場の空気を読む

ことに慣れているため、

「空気読むのはできて当然」

という感覚がありますよね。

 

でも実際のところ、できない人(空気が読めない人)もいるんですよ

  • こっちは明らかに忙しいのに話しかけてくるとか
  • 取引先を立てる場で延々と自社の話をしてしまうとか
  • 締め作業が終わってから領収書を出してくるとか

こういうツッコミどころ満載の人はいるんです。

 

忙しいのに話しかけてくる場合、

「見ればわかるでしょ!?」

と思うかもしれませんが、空気の読めない人は

見てもわからない

のです。

なので、話しかけてほしくなければ

「月末は忙しくなるから、その話は月末以外でお願い」

などと具体的に伝えることで、相手に忙しさのパターンを学習してもらえるんですね。

 

「なんでわざわざ説明しなきゃなんないのさ…面倒!」

と思うかもしれませんが、このやり方次第であなたのストレスも減るし、相手側の効率もアップ。

しかも

人の扱いがうまい人

どの職場、部署でも重宝されるし、応用がきくのでキャリアアップにもつながります

良いことだらけなのでぜひトライしてみてください!

そのイライラはマイペースな同僚だけが原因なの?

これまでいくつかのパターンに分けてマイペースな同僚への対処法を見てきましたが、あなたのそのイライラって本当にマイペースなその人だけが原因なんでしょうか?

私自身の経験で、

イライラの理由は特定のひとりだけなわけじゃない

ということが挙げられます。

 

「定時で帰れないのには組織の体制にも問題がある」と前半でも言ったように、あなたの職場の根本的な役割分担や仕事の進め方に原因があるとも考えられます。

仕事が早く終わっても遅い人を手伝うことを強いられたり、上司が現状を把握していないせいで、できない人ができないまま気づかれなかったり。

 

特に、

上司の理解があるかないか

は大きな問題です。

マイペースな同僚との間にあつれきが生じて業務に支障が出ている場合、仲介・指導役になるべきなのは直属の上司ですからね。

きちんと部下の作業バランスや不満点などをわかっている人ならあなたのストレスも改善する見込みはあります。

「上司はわかってくれてる」

というのは心の支えになりますから。

 

ところが上司自身も仕事のできないタイプだと救われません

直属の上司のさらに上に現状改善を訴えられるような、風通しのいい職場ならなんとかなるかもしれませんが…。

いちスタッフの個人間での問題を上に持っていくこと自体、簡単なことじゃないですよね。

 

なのであなたのイライラは必ずしもマイペースな個人ただ一人が原因ではなく、所属している環境そのものが関係していることも念頭に置かなければいけません。

 

個人に恨みつらみをつのらせてもナンセンス、ってこともあるのです。

無駄にストレスを感じるのはばかばかしいので、なにが問題か一度しっかり考えてみてください。

 

▼仕事できない系上司の対応策はこちら▼

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マイペースな同僚のフォローはあなたのアピールポイントになる

もうひとつ、こちらも私の経験から、

  • 他人をフォローできる人は仕事ができる人
  • 多少めんどくさくてもこの事実を積み上げていくと転職で有利

と、断言します。

 

「尻ぬぐい」だろうが「仕事を押しつけられた」だろうが、本来自分のやるべき以上の作業をこなせる人って、

仕事ができる人

なんですよね。

だって自分のことで手いっぱい、他には何もできない人は「可もなく不可もなし」のふつうの人ですもん。

「できる人」ではないでしょう。(それが悪いとは言ってません)

 

 自分のことに加えて他人のことまでフォローできて、できるだけ残業しないように帰ろうとする人は、時間配分もうまくて効率のいい仕事をこなせる人。

こういう人はどの部署、どの業種でも重宝します。

逆に、他人の仕事を抱えすぎて残業が当たり前になってしまってる人は、請け負う作業量を減らすべきですね。

 

私の同僚はマイペースなのんびり屋さんで注意されても響かない人。そして仕事が遅い。

私は終業後、一秒でも早く帰りたいタイプなので、マイペースさんの分まで鬼のように仕事を負担してきました。

(終わらないと帰れないから)

どんなに仕事が多くても片っ端からこなしていました。

そんな毎日が3年続き、ふと振り返ると「私ってけっこう仕事できる人間なんじゃないか」と思うようになったんです。

 

私がこの3年で身につけたのは、

  • マイペースな人に邪魔されてもうまくかわすスキル
  • 各人の仕事の進み具合を目視で確認するスキル
  • 自分の仕事をどのくらいで終わらせて、どのくらいの配分でフォローできるか計算するスキル

など、豊富です。

 

当時の職場は、無理解な上司のせいで定時に帰れないという地獄の足止め生活。

このとき、

もうどこへ転職してもやっていけるスキルは身についただろう

という自信ができました。

与えられた仕事だけこなして終わっていたら、自分自身のステップアップにはならなかっただろうと思います。

 

「尻ぬぐい」とか「やらされてる」とか考えるからイライラする。

そうじゃなくて、

キャリアアップのためのトレーニング

だと考えれば、驚くほど視野が開けます。

 

私は転職活動していたある面接で、

  • いままでどう他人をフォローしてきたか
  • 人間関係を壊さず同僚に注意することもできること
  • ものごとの優先順位がつけられること

などPRしたところ、応募者が70人ほどいたなかでトップ当選できました。(いまの上司から聞いたことです)

 

フォロースキルは、あなたが今の職場で昇給することにも、転職活動をすることには大変役に立つ能力です。

現状に不満がある、もしくはもっと上を目指したいと思うなら、ぜひトレーニングしてみてください。

マイペースな同僚へのイライラ解消におすすめの本

私が読みあさった本のなかで、表面的なイライラ解消だけでなく、メンタルの深い部分や時間の使い方まで言及した3冊を紹介します。

 

社会派ブロガーちきりんさんの著書。仕事の生産性を高める方法について、実例も豊富に書かれています。

日々、「時間を無駄遣いしてるのでは?」と気にしている人に特におすすめ。

 

マンガをベースにアンガーマネジメント、怒りのコントロールの仕方をていねいに解説した本。

「最近怒りっぽいな、私」と自覚している人に特におすすめ。

 

メンタリストDaiGoさんの著書。不要な人間関係をバッサリ「処分」する方法が詳しく書かれています。

振りまわされやすい人に特におすすめ。

まとめ

長文になってしまったので、以下まとめます。

 

定時で帰れない!イライラには、

  • 「いい人」をやめてみると、めちゃくちゃラクになる
  • 定時で帰れないのは組織の体制に根本的な原因があるせい

 

尻ぬぐいさせられたくない!イライラには

  • 尻ぬぐいではなくスキルアップのトレーニングと考える
  • 自己肯定感が高まると転職に有利

 

仕事が遅いことわかってほしい!イライラには

  • 「どれだけ仕事が遅いかわからせてやる!」というイジワルな気持ちではなく、あなたやチームのためになることはなにかを考える
  • 視覚情報に訴えるのはかなり効果的

 

空気読んでよ!というイライラには

  • 空気は読めて当たり前、という考えを捨てること
  • 読めない人には、どうすれば問題を回避できるかを具体的に伝えること

 

以上、マイペースな同僚への対処法でした。

本記事があなたのキャリアアップのお役に立てればなによりです!

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補足:『発達障害』『非定型発達』という可能性について

今回紹介した例やあなたの身近な「マイペースな人」のなかには、『発達障害』『非定型発達』が隠れているかもしれません。

 脳の機能のバランスに偏りがあるため、コミュニケーション能力や学習機能に影響を及ぼしてしまう障害のこと

 

発達障害を持つ人は社会で孤立しやすく、人間関係で対立しやすい反面、傷つきやすい心を持っています。

 

なお、医学的に「ここまで正常」「ここから発達障害」の線引きが難しいグレーゾーンのひとたちを、「定型(正常)」に対して「非定型」と呼びます。

タイプにもよりますが、子どもでは全体の10%も発達障害の傾向がみられるようですね。

Yahoo!ニュース

日本において「発達障害」とされる子どもが急増しているのはなぜでしょうか。その理由を探ります。…

 

大人になると明らかな症状が少し隠れるようですが、単純計算しても30人の職場で3人は発達障害や非定型の傾向を持つともいえる。

そう考えると、少数派とはいえかなり身近な存在だとわかります。ちょっと乱暴な計算ですが。

 

で、マイペース過ぎる同僚を発達障害かなと疑った場合、気をつけてほしいことがあるんです。

それは、

あなたの無知が相手を傷つけてしまう可能性

について。

 

発達障害(非定型)のひとたちは、空気が読めなかったり、仕事のやり方にこだわりが強すぎて遅々として進まなかったり、取引先を怒らせてしまってばかりいたりします。

こちらが注意したことも伝わりにくく、ついイライラしてしまいますが、問題を引き起こしている当人は

悪気はなく、まったく気づいていない

ことで人間関係をこじらせて苦悩し、あるいは

一生懸命にがんばっているけど、本当にできない

ことで心の底から苦しんでいるんです。

 

それを

「なんでできないの!?」

「何度も同じミスしてバカじゃないの!?」

と頭ごなしに怒鳴られると、相手は精神的にズタズタにされてしまう。

 

だれだって人を痛めつけて喜ぶ趣味はありませんよね。

 

なので、

「あれ?…あの子ちょっとアレだな」

と思ったら、(本当に発達障害かどうかは別として)知識を深めてみることであなたのストレスが軽くなります。

(もちろん決めつけてバカにするのは言語道断)

 

以下、おすすめの本を紹介しますね。

 

▼非定型(発達障害)側に立って理解を深めるに最適な本▼

 

▼上司(先輩)の立場から発達障害の部下(同僚)を指導するための本▼

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